＜Weblio英会話コラム＞動画は英語でどう言う？使い方から使い分けまで例文付きで解説

動画は英語でどう言う？使い方から使い分けまで例文付きで解説

動画コンテンツは現代社会において非常に一般的なメディア形式であり、様々な文脈で使用されます。この記事では、日本語の「動画」に相当する英語表現をいくつか紹介し、それぞれの使い分けについて解説します。具体的な例文を交えながら、動画に関連する英語表現の理解を深めていきましょう。

最も一般的な「動画」の英語訳は「video」です。この単語は、映像が含まれるあらゆる種類のメディアを指すため、非常に幅広く使用されます。例えば、YouTubeの動画、携帯電話で撮影した動画、または映画の予告編など、多岐にわたるシーンで「video」という語が使われます。

例文①: I watched an interesting video on YouTube. (YouTubeで面白い動画を見た。)

例文②: She shared a video of her vacation on social media. (彼女はソーシャルメディアで休暇の動画を共有した。)

例文③: The video of the concert went viral. (そのコンサートの動画がバイラルになった。)

「clip」という単語も「動画」を指す際に使用されますが、こちらは通常、短い動画や一部分を切り取った動画を指します。例えば、ニュース番組で流れる短い映像や、映画の一部を抜粋した映像などが「clip」と呼ばれることが多いです。

例文①: The news program showed a clip of the president’s speech. (ニュース番組では大統領の演説のクリップを放映した。)

例文②: Can you send me the clip from last night’s show? (昨夜のショーのクリップを送ってくれる？)

例文③: I saw a funny clip from a comedy show. (コメディ番組の面白いクリップを見た。)

「footage」という単語は、特に未編集または編集中の動画、あるいは特定のイベントや場所の映像記録を指す際に使われます。ドキュメンタリーやニュースレポートで使用される映像が典型的な例です。

例文①: The documentary included rare footage of the Arctic. (そのドキュメンタリーには北極の珍しい映像が含まれていた。)

例文②: The police released the CCTV footage of the robbery. (警察は強盗事件の監視カメラ映像を公開した。)

例文③: We need more footage for the film’s final scene. (映画の最終シーン用にもっと映像が必要だ。)

ここまでの解説で、「動画」という単語に対する英語訳とその文脈について見てきました。以下に、それぞれの英語訳のニュアンスと使われる文脈の違いをまとめます。

video：一般的な動画全般を指し、最も広く使われる表現です。
clip：短い動画や一部分を切り取った動画を指す際に用いられます。
footage：未編集または編集中の動画、特定のイベントや場所の映像記録を指す場合に使われます。

「stream a video」は、動画をインターネット経由でリアルタイムに視聴することを意味します。例えば、ライブ配信やオンデマンドでの映画鑑賞などがこれに該当します。

例文：Let’s stream the movie tonight. (今夜、映画をストリーミングしよう。)

「upload a video」とは、動画をインターネット上にアップロードする行為を指します。ソーシャルメディアや動画共有サイトへの投稿が一例です。

例文：I uploaded a video of my cat playing. (猫が遊んでいる動画をアップロードした。)

「edit a video」は動画編集のプロセスを表します。この表現は、動画を切り取ったり、音楽やテキストを加えたりする作業を含みます。

例文：She spent hours editing her travel video. (彼女は旅行の動画編集に何時間も費やした。)

この記事では、「動画」という日本語の単語に対する英語訳とその使い分けについて解説しました。動画に関連する英語表現は文脈に応じて異なりますが、適切な単語を選ぶことで、より正確に意図を伝えることができます。今回紹介した例文や表現を参考に、英語での動画に関するコミュニケーションを楽しんでください。