「字幕」は英語で何と言えばよい?
映画やテレビ番組を見る際に、画面下部に表示されるテキストを指す「字幕」は、英語で何と言うのでしょうか?この記事では「字幕」の英語訳とその使い分けを例文と共に解説します。さまざまなシチュエーションで役立つ表現を身につけましょう。
「字幕」の英語訳①subtitles
「字幕」の最も一般的な英語訳は「subtitles」です。これは、映像作品で話されている言葉をテキスト化し、視聴者が理解を助けるために画面に表示されるものを指します。特に、外国語の映画や番組を観る際に、その言語を理解するのに役立ちます。
例文①:Please turn on the subtitles; I can’t follow the dialogue.(字幕をつけてください、台詞が聞き取れません。)
例文②:The subtitles are out of sync with the audio.(字幕が音声とずれています。)
例文③:I prefer watching foreign films with English subtitles.(外国映画は英語の字幕付きで観るのが好きです。)
「字幕」の英語訳②captions
「captions」は、聴覚障害者を支援するために使われる字幕を指します。これには、話されている言葉だけでなく、音楽や効果音などの非言語的な情報もテキストで提供されることが特徴です。一般的には「closed captions」と呼ばれ、視聴者がオン・オフを切り替えることができます。
例文①:The movie theater provides closed captions for the hearing impaired.(その映画館は聴覚障害者のためにクローズドキャプションを提供しています。)
例文②:Turn on the captions to see the descriptions of the background music.(背景音楽の説明を見るためにキャプションをつけてください。)
例文③:Closed captions are not only for the deaf; they help non-native speakers as well.(クローズドキャプションは聴覚障害者だけのためではなく、非ネイティブスピーカーの助けにもなります。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここでは、「字幕」を英語で表現する際の異なるニュアンスや文脈をまとめます。状況に応じた適切な表現を選ぶことが重要です。
subtitles:映像作品の対話をテキスト化したもので、特に外国語の映像を理解する際に有用。
captions:聴覚障害者向けの字幕で、非言語的な音もテキストで示し、視聴者がオン・オフを切り替え可能。
「字幕」を使う際によく用いられる表現
表現① turn on/off the subtitles/captions
「turn on/off the subtitles/captions」という表現は、字幕やキャプションの表示を開始または停止する意味です。視聴者が自分のニーズに応じて字幕を利用する際に使われます。
例文:Could you turn off the captions? They’re distracting me.(キャプションを消してもらえますか?気が散ってしまいます。)
表現② enable/disable subtitles/captions
「enable/disable subtitles/captions」というフレーズは、字幕やキャプションを有効化または無効化することを意味します。デバイスやプラットフォームによっては、この表現が使われることがあります。
例文:Please enable the English subtitles for this video.(このビデオの英語字幕を有効にしてください。)
まとめ
この記事では、「字幕」を英語で表現する際の「subtitles」と「captions」という二つの訳語と、それぞれの使い分けについて解説しました。また、字幕を操作する際によく使用される表現も紹介しました。映像作品を観る際には、これらの表現を活用して、より快適な視聴体験を得ることができるでしょう。