「記録」は英語で何と言えばよい?
「記録」を英語で表現する際には、その文脈に応じて複数の英訳が考えられます。本記事では、「記録」に関連する英語表現とその適用場面を解説します。これを読めば、「記録」を英語でどのように使い分けるべきかが明確になるでしょう。
「記録」の英語訳①record
最も一般的な「記録」の英訳は「record」です。この単語は、文書やデータとしての記録、または音楽の録音など、多岐にわたる意味で使用されます。例えば、会議の議事録やスポーツの成績記録などですね。
例文①:He keeps a record of all his expenses.(彼はすべての支出を記録しています。)
例文②:The athlete set a new world record.(その選手は新しい世界記録を樹立しました。)
例文③:I love listening to vinyl records.(私はレコードを聞くのが好きです。)
「記録」の英語訳②log
「log」は、特に技術的な文脈や航海、飛行の記録など、継続的に情報を記入する場合に用いられることが多い英語です。例えば、サーバーのログや船舶の航海日誌などがこれに当たります。
例文①:The captain keeps a log of every voyage.(船長はすべての航海の記録を保持しています。)
例文②:System logs can help diagnose problems.(システムログは問題の診断に役立つことがあります。)
例文③:I log my food intake every day for health reasons.(健康のため、毎日食事の記録をつけています。)
「記録」の英語訳③journal
「journal」は日々の出来事や考えを記録する日記や学術誌の意味でも使われます。個人的な体験や感想を記録する場合や、科学的な研究結果を公表する学術雑誌を指す場合に適しています。
例文①:She writes in her journal every night.(彼女は毎晩、日記に記録をつけます。)
例文②:The study was published in a peer-reviewed journal.(その研究は査読付きの学術雑誌に掲載されました。)
例文③:Keeping a journal can help you reflect on your personal growth.(日記をつけることで、自己成長を振り返ることができます。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここまで解説したように、「記録」にはさまざまな英語訳が存在しますが、それぞれに特定のニュアンスや使用場面があります。「record」は一般的な記録全般に、「log」は継続的に情報を記入する文脈に、「journal」は個人的な出来事や学術的な記録に使われることが多いです。
record:一般的な記録やデータ、音楽の録音
log:技術的な文脈や継続的な情報記入
journal:日記や学術雑誌
「記録」を使う際によく用いられる表現
表現① keep a record
keep a recordは「記録を保持する」という意味の表現です。データや出来事を記録しておくことを指す場合に使用されます。
例文:Please keep a record of all transactions.(すべての取引の記録を保持してください。)
まとめ
「記録」を英語でどのように表現するかは、その文脈や具体的な意味に大きく依存します。この記事を通じて、「record」、「log」、「journal」という三つの表現の違いを理解し、適切な場面で正確に使い分けることができるようになりました。日常生活や職場でのコミュニケーション、学術的な執筆においても、これらの表現を活用して、より精確な英語表現を目指しましょう。
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