「裁判」は英語で何と言えばよい?
裁判所に行ったことがありますか?法廷ドラマを見たことがありますか?「裁判」を英語で表現する際に、どのように言えばよいのでしょうか?
「裁判」の英語訳①trial
裁判の英語訳としてよく使われるのが「trial」です。このtrialには法廷での審理というニュアンスがあります。主に刑事事件や民事事件で使われることが多いですね。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The trial lasted for three weeks.(裁判は3週間続いた。)
②She was nervous about the upcoming trial.(彼女は来たる裁判に緊張していた。)
③The trial was held in a large courtroom.(裁判は大きな法廷で行われた。)
「裁判」の英語訳②lawsuit
lawsuitも「裁判」として使うことができます。ただし、trialが法廷での審理そのものを指すのに対して、lawsuitは訴訟手続き全体を指すニュアンスを含みます。主に民事事件で使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①They filed a lawsuit against the company.(彼らはその会社に対して訴訟を起こした。)
②The lawsuit was settled out of court.(その訴訟は法廷外で和解された。)
③The lawsuit took several years to resolve.(その訴訟は解決するのに数年かかった。)
「裁判」の英語訳③court case
court caseもまた「裁判」を表す言葉です。これは具体的な事件や訴訟を指す際に使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The court case attracted a lot of media attention.(その裁判は多くのメディアの注目を集めた。)
②He won the court case against his former employer.(彼は元雇用主に対する裁判に勝った。)
③The court case was postponed until next month.(その裁判は来月まで延期された。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
trial:法廷での審理そのものを指し、刑事事件や民事事件で使われる。例:The trial was intense.(裁判は激しかった。)
lawsuit:訴訟手続き全体を指し、主に民事事件で使われる。例:The lawsuit was complicated.(訴訟は複雑だった。)
court case:具体的な事件や訴訟を指す。例:The court case was high-profile.(その裁判は注目を集めた。)
「裁判」を使う際によく用いられる表現
表現① go to trial
go to trialは裁判に持ち込むという意味の表現である。
例文:The case will go to trial next month.(その事件は来月裁判に持ち込まれる。)
表現② file a lawsuit
file a lawsuitは訴訟を起こすという意味である。
例文:They decided to file a lawsuit.(彼らは訴訟を起こすことに決めた。)
「裁判」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
judge | 裁判官 |
jury | 陪審 |
verdict | 評決 |
plaintiff | 原告 |
defendant | 被告 |
まとめ
裁判を英語で表現する際には、trial、lawsuit、court caseといった言葉が使われます。それぞれの言葉には微妙なニュアンスの違いがあり、どのような場面で使うかによって適切な選択が求められます。法廷での審理を指す場合はtrial、訴訟手続き全体を指す場合はlawsuit、具体的な事件を指す際にはcourt caseが適しています。これらの違いを理解して、正確に使い分けましょう!