「というよりむしろ」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「というよりむしろ」は英語で何と言えばよい?

「というよりむしろ」という表現を英語でどう言うか、迷ったことはありませんか?このフレーズは、何かを説明する際に、より正確な表現を使いたいときに便利です。この記事では、いくつかの英語訳を紹介し、それぞれの使い方を解説します。ぜひ参考にしてください。

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この記事では、英語での表現方法を詳しく解説します。これを読めば、英語での会話がもっと楽しくなるかもしれませんよ!

「というよりむしろ」の英語訳①rather

「というよりむしろ」を英語で表現する際、よく使われるのが「rather」です。この表現は、ある事柄を訂正したり、より正確に言い換えたりする際に使われます。たとえば、「彼は疲れているというよりむしろ退屈している」と言いたいときに使います。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① He is not tired, but rather bored.(彼は疲れているのではなく、むしろ退屈している。)
② It’s not a small house, but rather a cozy one.(それは小さな家というより、むしろ居心地の良い家だ。)
③ She isn’t shy, but rather reserved.(彼女は恥ずかしがり屋ではなく、むしろ控えめだ。)

「というよりむしろ」の英語訳②more precisely

「more precisely」も「というよりむしろ」として使うことができます。このフレーズは、より正確な情報を提供する際に適しています。たとえば、「彼は医者というよりむしろ科学者だ」と言いたいときに使います。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① He is a scientist, more precisely a biochemist.(彼は科学者で、もっと正確に言えば生化学者だ。)
② It’s a painting, more precisely a watercolor.(それは絵画で、もっと正確に言えば水彩画だ。)
③ She is a writer, more precisely a novelist.(彼女は作家で、もっと正確に言えば小説家だ。)

「というよりむしろ」の英語訳③if anything

「if anything」は、「というよりむしろ」のニュアンスを含む表現です。これは、ある事柄が異なる可能性を示唆する際に使われます。たとえば、「彼は怒っているというよりむしろ困惑している」と言いたいときに使います。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① He isn’t angry, if anything, he’s confused.(彼は怒っているのではなく、むしろ困惑している。)
② The weather isn’t cold, if anything, it’s mild.(天気は寒いのではなく、むしろ穏やかだ。)
③ She isn’t lazy, if anything, she’s meticulous.(彼女は怠け者ではなく、むしろ几帳面だ。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
rather:ある事柄を訂正したり、より適切な表現を選ぶ際に使われる。例文:He is not tired, but rather bored.
more precisely:より正確な情報を提供する際に使われる。例文:He is a scientist, more precisely a biochemist.
if anything:ある事柄が異なる可能性を示唆する際に使われる。例文:He isn’t angry, if anything, he’s confused.


「というよりむしろ」を使う際によく用いられる表現

表現① to be more accurate

to be more accurateは、より正確に言うとという意味の表現です。
例文:To be more accurate, the event starts at 7 PM.(より正確に言うと、イベントは午後7時に始まる。)

表現② on the contrary

on the contraryは、むしろ逆にという意味の表現です。
例文:He didn’t fail, on the contrary, he succeeded brilliantly.(彼は失敗したのではなく、むしろ見事に成功した。)

「というよりむしろ」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
clarify 明確にする
correct 訂正する
contrast 対比する

まとめ

「というよりむしろ」を英語で表現する際には、文脈に応じて「rather」、「more precisely」、「if anything」などを使い分けることが重要です。それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがあるため、状況に応じて適切に選ぶことで、より自然な英語表現が可能になります。これらの表現をマスターして、英語でのコミュニケーションをより豊かにしましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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