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許すは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「許す」は英語で何と言えばよい?

「許す」という日本語の表現は、英語においてもさまざまな訳が可能です。この記事では、その英語訳とその使い分けについて、具体的な例文を交えて解説していきます。日常会話からビジネスシーンまで、幅広い状況で役立つ表現を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「許す」の英語訳① forgive

「許す」の最も一般的な英語訳の一つが「forgive」です。この単語は、人が犯した過ちや罪を心から許すという意味合いを持っています。個人間の関係でよく用いられる表現です。
例文①:I forgive you for what you’ve done.(あなたがしたことを許します。)
例文②:Forgiveness is not always easy, but it’s necessary for healing.(許すことは常に容易ではないが、癒しのためには必要である。)
例文③:She asked for forgiveness and tried to make amends.(彼女は許しを請い、償いをしようとした。)

「許す」の英語訳② permit

「許す」を「permit」と訳す場合、許可や許容という意味合いが強くなります。特に、何かをすることを許可する際に使われる言葉です。
例文①:My parents permitted me to go to the party.(両親は私がパーティーに行くことを許してくれた。)
例文②:Smoking is not permitted in this building.(この建物内での喫煙は許されていません。)
例文③:The law does not permit such behavior.(法律はそのような行為を許していない。)

「許す」の英語訳③ allow

「allow」も「許す」という意味で使われることがありますが、こちらは「permit」と同様に、何かをすることを許可する、というニュアンスがあります。ただし、「permit」よりもややカジュアルな印象を与えることが多いです。
例文①:He allowed me to use his computer.(彼は私に彼のコンピューターを使うことを許してくれた。)
例文②:The company allows flexible working hours.(その会社は柔軟な勤務時間を許している。)
例文③:Are you allowed to eat in the classroom?(教室で食べることは許されていますか?)

「許す」の英語訳④ excuse

「excuse」という単語は、特に小さな過ちやマナー違反を許す際に使われることがあります。また、理由を認めるという意味でも使われます。
例文①:Please excuse my late arrival.(遅れてきたことをお許しください。)
例文②:He was excused from the meeting due to illness.(彼は病気のため、会議を欠席することが許された。)
例文③:Can you excuse me for a moment?(ちょっと失礼してもよろしいですか?)

「許す」の英語訳⑤ condone

「condone」という単語は、通常、誤った行為や態度を黙認する、つまり、非難せずに受け入れるという意味で使われます。これは、ある程度の不正や違反を見過ごすというニュアンスを含んでいます。
例文①:I cannot condone such dishonest behavior.(私はそのような不正直な行為を黙認することはできません。)
例文②:The school does not condone bullying in any form.(その学校はいかなる形のいじめも黙認しない。)
例文③:Condoning bad habits can lead to serious consequences.(悪い習慣を黙認することは、深刻な結果を招くことがある。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「許す」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じた適切な表現を選ぶための参考にしてください。
forgive:心からの過ちや罪を許す
permit:何かをすることを公式に許可する
allow:何かをすることを許可する(カジュアルな印象)
excuse:小さな過ちやマナー違反を許す、理由を認める
condone:誤った行為や態度を黙認する


「許す」を使う際によく用いられる表現

表現① pardon

pardonは、特に公式な場や礼儀を重んじる文脈で、「許す」という意味で用いられます。また、相手に何かを繰り返してもらいたい時に「何て言ったの?」と尋ねる際にも使われます。
例文:Pardon me for interrupting, but I have a question.(邪魔をして申し訳ありませんが、質問があります。)

表現② overlook

overlookは、特にミスや不備を意図的に見過ごす、つまり許すという意味で使われることがあります。この表現は、しばしば管理職や上司が部下の小さな過ちを寛大に扱う際に用いられます。
例文:The manager decided to overlook the employee’s mistake this time.(そのマネージャーは今回、従業員のミスを見逃すことにした。)

まとめ

この記事では、「許す」という日本語の表現を英語に訳す際の様々な選択肢とその使い分けについて解説しました。状況に応じて最も適切な表現を選ぶことが、コミュニケーションを円滑にする鍵です。個人的な関係での心からの許しを求める場合は「forgive」、何かをする許可を出す際は「permit」や「allow」、小さな過ちを許す時は「excuse」、そして何かを黙認する場合は「condone」という単語を使い分けることができます。「pardon」や「overlook」といった表現も、特定の文脈で有効です。これらの表現を適切に使いこなし、より豊かな英語表現を目指しましょう。




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