「agony」の意味は?どのように使う?
英単語「agony」は、精神的または肉体的な強い苦しみや悩みを感じる状態を表す言葉です。具体的には、「激しい苦痛」や「苦悩」、そして「もがき」といった意味があります。この単語は、何かがとても辛くて耐え難い状態を表現するときに使われます。それでは、「agony」のさまざまな意味とその使い方について詳しく見ていきましょう。
①「激しい苦痛」の場合の使い方
「agony」は、肉体的な痛みが非常に強いときに使われることが多いです。痛みが継続的で我慢できないと感じる状況で、この言葉はとても役立ちます。
例文:He was in agony after breaking his leg.(彼は足を骨折して激しい痛みに苦しんでいた。)
例文:The patient screamed in agony as the doctor tried to treat the wound.(医師が傷を治療しようとしたとき、患者は激痛で叫んだ。)
例文:Watching the sad movie brought tears and a sense of agony.(悲しい映画を見て涙が出て、苦しみを感じた。)
②「苦悩」の場合の使い方
精神的な面でも「agony」は使われます。悩みや困難によって心が痛むとき、この表現はぴったりです。
例文:She felt deep agony over the loss of her pet.(彼女はペットを失ったことに対して深い苦悩を感じた。)
例文:The decision to leave home was made in agony.(家を離れるという決断は苦悩の末に下された。)
例文:His face showed signs of agony as he struggled with his emotions.(彼の顔には、感情と闘う苦悩が現れていた。)
実際の使用例
これまでに「agony」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why did you look so upset yesterday?
(昨日、どうしてそんなに悲しそうだったの?)
B: I was in agony over my test results. They were not what I expected.
(試験結果が期待外れで、すごく苦しかったんだ。)
A: The marathon runner dropped out in agony.
(そのマラソンランナーは激痛で棄権した。)
B: It’s tough to push through such intense pain.
(そんなに強い痛みを乗り越えるのは本当に大変だよね!)
「agony」と似ている単語・同じように使える単語
pain
「pain」は、肉体的または精神的な苦しみ全般を指します。「agony」と比べると、一般的で広い意味合いがあります。
例文:She felt a sharp pain in her back.(彼女は背中に鋭い痛みを感じた。)
suffering
「suffering」も「苦しみ」を意味しますが、長期間にわたる痛みや試練を表す際に使われることが多いです。
例文:He dedicated his life to easing the suffering of others.(彼は他人の苦しみを和らげることに人生を捧げた。)
それぞれの使い分け方
「agony」:特に強烈で耐え難い苦痛や苦悩を表します。
「pain」:広い意味での肉体的または精神的な痛みを表します。
「suffering」:長く続く苦しみや試練を表します。
