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「be subject to」の意味は?どのように使う?
英単語「be subject to」は、何かの影響を受けたり、条件に従う状況を表す表現です。具体的には「~の影響を受けやすい」「~に従う必要がある」といった意味があります。日常会話やビジネスシーンでもよく使われるこの表現を、詳しく見ていきましょう。
- ~の影響を受けやすい
- ~に従う必要がある
①「~の影響を受けやすい」の場合の使い方
「be subject to」は、何かの影響を受けやすい状況を示すときに使います。例えば、天気や法律、規則などに影響される場合に用います。
例文:The schedule is subject to change due to weather conditions.
(スケジュールは天候によって変更されることがあります。)
例文:Prices are subject to market fluctuations.
(価格は市場の変動の影響を受けやすいです。)
②「~に従う必要がある」の場合の使い方
この表現は、何かに従わなければならない状況にも使用されます。特に契約や法律、規則に従う必要があるときに使われます。
例文:The offer is subject to approval by the board.
(この提案は取締役会の承認を必要とします。)
例文:Employees are subject to company rules.
(従業員は会社の規則に従う必要があります。)
実際の使用例
ここまで、「be subject to」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でどのように使われるかを見てみましょう。
A: Are the tickets refundable?
(チケットは払い戻し可能ですか?)
B: They are subject to the airline’s refund policy.
(航空会社の返金ポリシーに従います。)
A: Will the meeting be held on Monday?
(月曜日に会議は行われますか?)
B: It’s subject to the availability of the conference room.
(会議室の空き状況によります。)
「be subject to」と似ている単語・同じように使える単語
susceptible to
「susceptible to」も「be subject to」と似たように使える表現です。特に「~の影響を受けやすい」という意味に近いです。
例文:Young children are susceptible to illnesses.
(小さな子どもたちは病気にかかりやすい。)
prone to
「prone to」も「~しがちである」という意味があり、特定の影響を受けやすい状況を表現する際に使われます。
例文:He is prone to making mistakes when he is tired.
(彼は疲れているときにミスをしがちです。)
それぞれの使い分け方
「be subject to」:影響や条件に従う必要がある場合に使います。
「susceptible to」:特に病気や影響を受けやすい状況を指します。
「prone to」:特定の行動や結果になりやすい状況を指します。
「be subject to」を含む表現・熟語
「be subject to」という表現は、単独でよく使われますが、いくつかの特定の文脈やフレーズでも用いられます。以下にその例を挙げてみましょう。
① be subject to a penalty(罰金を科せられる可能性がある)
例文:Late payments are subject to a penalty.
(遅延した支払には罰金が科せられる可能性があります。)
② be subject to approval(承認を必要とする)
例文:The contract is subject to final approval.
(契約は最終承認を必要とします。)
