「bummer」の意味は?どのように使う?
英単語「bummer」は、期待外れや失望を感じる状況や出来事を表します。また、定職を持たずに自由に生きる人々を指すこともあります。日常会話でよく登場するカジュアルな言葉で、何か残念なことがあったときに使われることが多いです。ここでは、「bummer」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「期待外れ」「失望」の場合の使い方
「bummer」は、何かがうまくいかなかったり、期待していたことが外れたりしたときに使います。友達との約束が急にキャンセルされたり、楽しみにしていた映画が思ったほど良くなかったときなどに、軽い失望を表現するのにぴったりです。
例文:Missing the concert was a real bummer.(コンサートに行けなかったのは本当にがっかりだった。)
例文:It’s a bummer that the store was closed.(お店が閉まっていたのは残念だった。)
例文:The rainy weather on our picnic day was a bummer.(ピクニックの日に雨が降ったのは残念だった。)
②「定職を持たない人々」の場合の使い方
また、「bummer」は定職を持たずに自由に生きる人々、いわゆるヒッピーや浮浪者を指すこともあります。しかし、この使い方は少し古い表現で、時代によってはネガティブに捉えられることもありますので、使う際には注意が必要です。
例文:He lived as a bummer, traveling from place to place.(彼は定職を持たず、各地を旅して生活していた。)
例文:The city has many bummers living near the park.(その都市には公園の近くに多くの浮浪者が住んでいる。)
例文:She prefers the bummer lifestyle, without any strict schedules.(彼女は厳しいスケジュールがない自由な生活を好んでいる。)
実際の使用例
これまでに「bummer」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: I heard the festival was canceled. That’s such a bummer!
(お祭りが中止になったって聞いたよ。すごく残念だね!)
B: Yeah, I was really looking forward to it.
(そうだね、すごく楽しみにしてたんだ。)
A: Did you see that guy who travels around the country?
(国中を旅しているあの人を見た?)
B: Yeah, he seems to live like a bummer, but he looks happy.
(うん、彼は自由に生きているみたいだけど、楽しそうだね。)
「bummer」と似ている単語・同じように使える単語
disappointment
「disappointment」は「失望」や「がっかり」を意味し、「bummer」と同様に使えますが、よりフォーマルな表現です。特に何かの結果が期待に届かなかったときに使われます。
例文:The cancellation of the show was a big disappointment.(ショーの中止は大きな失望だった。)
downer
「downer」は「bummer」と似た意味で、気分を落ち込ませる出来事や状況を指します。特に何かが上手くいかなかったときに使われることが多いです。
例文:Finding out we were out of ice cream was a real downer.(アイスクリームが切れていたのは本当に残念だった。)
それぞれの使い分け方
「bummer」:カジュアルに使える失望や期待外れを表す言葉です。
「disappointment」:よりフォーマルで、明確な期待が裏切られたときに使います。
「downer」:気分を落ち込ませる出来事を指し、カジュアルな場面で使われます。
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