「burden」の意味は?どのように使う?
英単語「burden」は、物理的な重さだけでなく、精神的な負担や心の重荷を表す言葉です。具体的には「荷物」「負担」「重荷」といった意味があります。誰かが何かを背負っている様子や、それが心にのしかかる様子を指すときに使われます。ここでは、「burden」のさまざまな意味とその使い方について、優しく解説していきましょう。
①「荷物」「負担」の場合の使い方
「burden」は、何かを運ぶときの物理的な重さや、精神的なプレッシャーを指すことができます。例えば、何か問題や責任を抱えているときに使います。
例文:He carried the burden of the family’s financial troubles.(彼は家族の経済問題の重荷を背負っていた。)
例文:The pack mule bore a heavy burden up the mountain.(荷運び用のラバは山の上まで重い荷を担いでいた。)
例文:She felt the burden of her responsibilities at work.(彼女は仕事での責任の重荷を感じていた。)
実際の使用例
これまでに「burden」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: I feel like I’m carrying a heavy burden with all these deadlines.
(これらの締め切りのせいで、重い負担を背負っているように感じるよ。)
B: It sounds tough. Maybe you should talk to your manager about it.
(それは大変そうだね。上司に相談したほうがいいかもしれないよ。)
A: Yeah, I think I will. Thanks for the advice.
(うん、そうするよ。アドバイスありがとう。)
「burden」と似ている単語・同じように使える単語
load
「load」という単語も「荷物」や「負担」を表す際に使えますが、より物理的な重さを強調することが多いです。
例文:The truck was loaded with goods for delivery.(トラックは配送用の品物でいっぱいだった。)
onus
「onus」は「責任」や「義務」といった意味で、「burden」の精神的なニュアンスに近い使い方ができます。
例文:The onus is on the team to deliver the project on time.(プロジェクトを期限内に完了させる責任はチームにある。)
それぞれの使い分け方
「burden」:物理的または精神的な重さを感じるときに使います。
「load」:特に物理的な重さを表したいときに使います。
「onus」:責任や義務を強調したいときに使います。
「burden」を含む表現・熟語
「burden」は単独でも使われますが、いくつかの表現や熟語の中にも出てきます。ここで、その例を少し見てみましょう。
① bear the burden(重荷を背負う)
例文:As the eldest sibling, she had to bear the burden of family responsibilities.(最年長の兄弟として、彼女は家族の責任を背負わなければならなかった。)
② a burden to bear(背負わなければならない重荷)
例文:Everyone has their own burdens to bear in life.(誰にでも人生には背負わなければならない重荷があります。)
③ lighten the burden(負担を軽くする)
例文:Sharing tasks can help lighten the burden on everyone involved.(タスクを分担することで、関わるすべての人の負担を軽くすることができます。)
