「clearly」の意味は?どのように使う?
英単語「clearly」は、物事がはっきりと見える様子や理解できる状態を表します。具体的には、「明瞭に」「はっきり」「疑いもなく」といった意味があります。ここでは、「clearly」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「明瞭に」「はっきり」の場合の使い方
「clearly」は、何かを明瞭に理解したり見えたりする時に使います。例えば、誰かの意見をはっきり理解できるときや、視界がクリアなときにこの言葉が使われます。
例文:She spoke clearly during her presentation.(彼女はプレゼンテーション中、明瞭に話しました。)
例文:I can see the stars clearly tonight.(今夜は星がはっきりと見えます。)
例文:He clearly understood the instructions.(彼は指示を明確に理解していました。)
②「明らかに」「疑いもなく」の場合の使い方
「clearly」には「明らかに」「疑いもなく」という意味もあります。この場合は、物事が確実にそうだと分かる時に使います。
例文:He is clearly the best player on the team.(彼がチームで最も優れた選手であることは明らかです。)
例文:The answer is clearly incorrect.(答えが明らかに間違っています。)
例文:She clearly enjoys her job.(彼女は明らかに仕事を楽しんでいます。)
実際の使用例
これまでに「clearly」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Can you hear me clearly?(私の声がはっきり聞こえますか?)
B: Yes, everything is clear.(はい、すべてはっきり聞こえます。)
A: It’s clearly a misunderstanding.(それは明らかに誤解です。)
B: Let’s clarify it.(それをはっきりさせましょう。)
「clearly」と似ている単語・同じように使える単語
obviously
「obviously」という単語も「明らかに」という意味があり、「clearly」と同様に使えますが、特に誰にでも分かるくらい明白なことを強調する際に用いられます。
例文:Obviously, he was not ready for the test.(彼がテストの準備ができていなかったことは明らかです。)
distinctly
「distinctly」は「はっきりと」という意味で、「clearly」に近い使い方ができます。特に、感覚や記憶が明確であることを強調するときに使われることが多いです。
例文:I remember distinctly what he said.(彼が言ったことをはっきりと覚えています。)
それぞれの使い分け方
「clearly」:一般的な明確さやはっきりとした様子を示すときに使います。
「obviously」:誰にでも分かるくらい明白なことを強調したいときに使います。
「distinctly」:特に感覚や記憶が明確であることを強調したいときに使います。
「clearly」を含む表現・熟語
「clearly」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① clearly defined(明確に定義された)
例文:The rules were clearly defined.(ルールは明確に定義されていました。)
② see clearly(はっきり見る)
例文:After cleaning the glasses, I could see clearly.(メガネを掃除した後、私ははっきりと見ることができました。)
③ think clearly(冷静に考える)
例文:In stress situations, it’s important to think clearly.(ストレスのある状況では、冷静に考えることが重要です。)
