「despite」の意味は?どのように使う?
英単語「despite」は「~にもかかわらず」という意味があります。これは、何かが起こると予想される状況とは逆のことが起こるときに使います。「despite」を使うことで、その状況に対する驚きや意外性を表現することができます。
①「~にもかかわらず」の場合の使い方
「despite」は、予期しない結果や状況を説明する際に使われます。何かがあるにもかかわらず、別のことが起きたことを強調するために便利な表現です。
例文:Despite the rain, we continued our picnic.(雨にもかかわらず、私たちはピクニックを続けた。)
例文:She succeeded despite the challenges.(彼女は困難にもかかわらず成功した。)
例文:The team won the match despite the odds against them.(チームは不利にもかかわらず試合に勝った。)
実際の使用例
これまでに「despite」の使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこの表現がどのように使われるかを見てみましょう。
A: We managed to finish the project on time despite the setbacks.
(私たちは遅れにもかかわらず、プロジェクトを時間通りに終えることができました。)
B: That’s impressive! It seemed almost impossible at first.
(それはすごいね!最初はほぼ不可能に思えたのに。)
A: Yes, everyone worked really hard.
(ええ、みんな本当に頑張ったんです。)
「despite」と似ている単語・同じように使える単語
in spite of
「in spite of」も「~にもかかわらず」という意味で、「despite」とほぼ同じ使い方ができます。ただし、少しフォーマルな響きがあります。
例文:In spite of the heavy traffic, we arrived on time.(渋滞にもかかわらず、私たちは時間通りに到着した。)
although
「although」は「~だけれども」という意味で、「despite」と似たニュアンスを持ちますが、接続詞として文章の中で使われます。
例文:Although it was raining, we went for a walk.(雨が降っていたけれども、私たちは散歩に出かけた。)
それぞれの使い分け方
「despite」:フォーマルな文章や意外性を強調したいときに使います。
「in spite of」:同義語として使えるが、ややフォーマルな印象があります。
「although」:接続詞として使い、2つの対照的な状況を繋げます。
「despite」を含む表現・熟語
「despite」は単独で使われることが多いですが、いくつかのよく使われる表現もありますので、見ていきましょう。
① despite the fact that ~(~という事実にもかかわらず)
例文:Despite the fact that he was tired, he continued working.(彼は疲れていたという事実にもかかわらず、働き続けた。)
② despite oneself(意に反して、思わず)
例文:She laughed despite herself at the funny joke.(彼女はその面白いジョークに思わず笑ってしまった。)