英語「fire」の意味や使い方は？例文を交えて解説

「fire」の意味は？どのように使う？

英単語「fire」は、主に燃える現象やその熱を利用する物を指す言葉です。具体的には「火」「火炎」「暖房・料理用の火」などを意味します。また、「火事」のように燃焼によって引き起こされる災害を指すこともあります。それでは、「fire」のいろいろな意味と使い方について、詳しく見ていきましょう。

①「火」「火炎」の場合の使い方

「fire」は「火」や「火炎」を表すときに使います。キャンプファイヤーやかがり火のように、何かを燃やす際に用いられます。

例文：We sat around the campfire and told stories.（私たちはキャンプファイヤーの周りに座って物語を語りました。）
例文：The fire in the fireplace kept us warm.（暖炉の火が私たちを暖かくしてくれました。）
例文：He stared at the flames of the fire, lost in thought.（彼は火の炎を見つめ、考え込んでいました。）

②「火事」の場合の使い方

「fire」は、建物や自然が燃える「火事」も意味します。この場合、災害としての火を指します。

例文：The fire destroyed several homes in the area.（その火事で地域のいくつかの家が焼失しました。）
例文：Firefighters worked all night to put out the fire.（消防士たちは一晩中火を消すために働きました。）
例文：The forest fire spread quickly due to the wind.（森林火災は風のために急速に広がりました。）

実際の使用例

これまでに「fire」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: Did you hear about the fire in the neighborhood last night?
（昨夜、近所で火事があったって聞いた？）

B: Yes, I hope everyone is safe. It was really big.
（うん、みんな無事だといいね。本当に大きな火事だったよ。）

A: Let’s make a nice fire in the fireplace tonight.
（今夜は暖炉でいい火を焚こうよ。）

B: Great idea! It’s so cozy with a fire burning.
（いいね！火が燃えているととても居心地がいいよ。）

「fire」と似ている単語・同じように使える単語

flame

「flame」は「炎」を意味し、「fire」と似た使い方をしますが、特に火の光や形を指す時に使われます。また、「flame」は「感情の炎」など比喩的にも使われます。

例文：The candle’s flame flickered in the breeze.（ろうそくの炎がそよ風でちらついた。）

blaze

「blaze」は「強く燃える火」を意味します。「fire」よりも激しい火を指すときに使われます。

例文：The building was ablaze, and firefighters rushed to the scene.（建物が燃えていて、消防士たちが現場に急行した。）

それぞれの使い分け方

「fire」：一般的な「火」や「火事」を表すときに使います。
「flame」：火の形や光を強調するときに使います。
「blaze」：強く激しい火を指すときに使います。

「fire」を含む表現・熟語

「fire」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① on fire（火がついている）
例文：The car was on fire after the crash.（衝突後、その車は火がついていました。）

② fire up（火をつける、エンジンをかける）
例文：Let’s fire up the grill and start cooking.（グリルに火をつけて料理を始めよう。）

③ play with fire（火遊びをする、危険なことをする）
例文：He’s playing with fire by ignoring the safety rules.（彼は安全規則を無視して火遊びをしている。）