「get on」の意味は?どのように使う?
英単語「get on」は、乗り物に乗ることや進行する様子を表す表現です。また、時間の経過や状況の変化についても使われることがあります。ここでは、「get on」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
- 乗る
- 進める
- 年を取る
- 何とかやっていく
①「乗る」の場合の使い方
「get on」は乗り物に乗るときに使われます。例えば、バスや電車などの大きな乗り物に乗る際に「get on」を使います。
例文:I need to get on the bus to go to school.(学校に行くためにバスに乗らなくちゃ。)
例文:She got on the train just in time.(彼女はちょうど間に合って電車に乗った。)
例文:Let’s get on the next flight.(次の便に乗りましょう。)
②「進める」の場合の使い方
「get on」は何かを進める際にも使われます。プロジェクトや仕事が順調に進んでいるときなどに使われます。
例文:How are you getting on with your homework?(宿題はどんな感じで進んでいるの?)
例文:We need to get on with our tasks to meet the deadline.(締め切りに間に合うように作業を進める必要があります。)
例文:She’s getting on well in her new job.(彼女は新しい仕事で順調にやっています。)
③「年を取る」の場合の使い方
また、「get on」は年齢を重ねることを意味することもあります。年を取ることをカジュアルに表現したいときに使います。
例文:He’s getting on in years, but he’s still very active.(彼は年を取ってきていますが、まだとても元気です。)
例文:As we get on, we learn more about life.(年を取るにつれて、人生について多くを学びます。)
例文:She’s getting on, but she doesn’t look her age at all.(彼女は年を取っていますが、全く年齢には見えません。)
④「何とかやっていく」の場合の使い方
さらに、「get on」は何とかやっていく、つまり生活を切り盛りする意味でも使われます。困難な状況でもうまくやっていく様子を表します。
例文:Despite the challenges, they get on well in their small business.(困難にもかかわらず、彼らは小さなビジネスでうまくやっています。)
例文:We have to get on with what we have.(あるもので何とかやっていかなければいけません。)
例文:She’s getting on fine after the move.(彼女は引っ越し後もうまくやっています。)
実際の使用例
これまでに「get on」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Have you gotten on the new software update yet?
(新しいソフトウェアのアップデート、もう試した?)
B: Not yet, but I plan to get on it this weekend.
(まだなんだ、でも今週末にやろうと思ってるよ。)
A: How’s your grandpa? Is he getting on alright?
(おじいさんは元気?うまくやってる?)
B: Yes, he’s getting on fine, thank you for asking.
(はい、元気に過ごしています。気にかけてくれてありがとう。)
「get on」と似ている単語・同じように使える単語
board
「board」という単語も「乗る」という意味がありますが、特に船や飛行機に乗るときによく使われます。
例文:We boarded the plane at noon.(私たちは正午に飛行機に搭乗しました。)
progress
「progress」は「進展する」「進む」という意味で、「get on」の「進める」に近い使い方ができます。
例文:The project is progressing smoothly.(プロジェクトは順調に進んでいます。)
それぞれの使い分け方
「get on」:乗る、進むことや年を取ることをカジュアルに表現する際に使います。
「board」:特に船や飛行機などに乗る場合に使います。
「progress」:進捗や進展を強調する際に使います。
「get on」を含む表現・熟語
「get on」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① get on someone’s nerves(誰かの神経に触る)
例文:His constant humming gets on my nerves.(彼の絶え間ない鼻歌が私の神経に触る。)
② get on with it(さっさとやる)
例文:Stop procrastinating and get on with it.(ぐずぐずしないで、さっさとやりなさい。)
③ get on board(賛成する)
例文:We need to get everyone on board with the new plan.(新しい計画に全員の賛同を得る必要があります。)
