「potential」の意味は?どのように使う?
英単語「potential」は、「将来に向けての可能性や見込みがある状態」を表す単語です。また、「潜在的な力や能力を持っていること」を示す際にも使われます。これからの成長や発展が期待される状況や、隠れた才能や能力について話すときに活用される言葉です。ここでは、「potential」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「将来の可能性」の場合の使い方
「potential」は「将来の可能性」を意味し、何かが将来的に成功する可能性や発展する見込みについて話す際に使われます。
例文:He has the potential to become a great athlete.(彼には優れたアスリートになる可能性がある。)
例文:This area has a lot of potential for development.(この地域は開発の可能性が高い。)
例文:The project shows great potential for success.(そのプロジェクトは成功の可能性を十分に示している。)
②「潜在的な能力」の場合の使い方
「potential」は「潜在的な能力」を示す際にも使用されます。まだ表に出ていないけれど、秘めた力や才能があることを指します。
例文:She has potential as a leader.(彼女にはリーダーとしての潜在能力がある。)
例文:The new employee has shown great potential in his work.(新しい社員は仕事で素晴らしい潜在能力を見せている。)
例文:This technology has the potential to change the world.(この技術は世界を変える潜在力を持っている。)
実際の使用例
これまでに「potential」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you think this idea has potential?
(このアイデアに可能性があると思いますか?)
B: Absolutely, with the right resources, it could be a big success.
(もちろんです。適切なリソースがあれば、大成功を収める可能性があります。)
「potential」と似ている単語・同じように使える単語
prospect
「prospect」という単語も「見込み」や「展望」という意味があり、「potential」と同様に使えますが、特に未来に対する期待感を強調する際に用いられます。
例文:The prospect of finding a new job excited him.(新しい仕事を見つける見込みに彼はわくわくしていた。)
possibility
「possibility」は「可能性」という意味で、「potential」に近い使い方ができますが、より具体的な選択肢やチャンスについて話すときに使われることが多いです。
例文:There is a strong possibility of rain tomorrow.(明日は雨が降る可能性が高い。)
それぞれの使い分け方
「potential」:将来的な可能性や潜在的な能力について話すときに使います。
「prospect」:未来の期待や見込みを強調するときに使います。
「possibility」:具体的な選択肢やチャンスについて話すときに使います。
「potential」を含む表現・熟語
「potential」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① reach one’s potential(自分の可能性を達成する)
例文:He worked hard to reach his full potential.(彼は自分の可能性を完全に発揮するために懸命に働いた。)
② potential energy(位置エネルギー)
例文:The book on the shelf has potential energy.(棚の上の本には位置エネルギーがある。)
③ potential customer(見込み顧客)
例文:The company is focusing on attracting potential customers.(その会社は見込み顧客を引き付けることに集中している。)