「sing」の意味は?どのように使う?
英単語「sing」と聞くと、みなさんがまず思い浮かべるのは「歌う」ことではないでしょうか?実際に「sing」は、音や声を出して表現する行為を指しています。この単語には「歌う」以外にも、鳥が「鳴く」や、詩にして「賛美する」などの意味があります。音を通じて何かを表現することが中心的なポイントといえるでしょう。ここでは、「sing」のさまざまな意味とその使い方について、くわしく解説していきます。
- 歌う
- 鳴く
- 詩に作る
- 賛美する
①「歌う」の場合の使い方
「sing」といえば、やはり「歌う」という意味が主流です。日常の中で、音楽を楽しむときやカラオケで思い切り声を出すときに使われます。
例文:She loves to sing in the shower.(彼女はシャワーを浴びながら歌うのが大好きだ。)
例文:They sang a beautiful duet at the concert.(彼らはコンサートで美しいデュエットを歌った。)
例文:He sings in a band.(彼はバンドで歌っている。)
②「鳴く」の場合の使い方
「sing」は鳥が「鳴く」といった意味でも使われます。特に、鳥のさえずりや自然の音を楽しむときに用います。
例文:The birds sing every morning.(毎朝、鳥たちは鳴いている。)
例文:I woke up to the sound of birds singing.(鳥のさえずりで目が覚めた。)
例文:The canary sings beautifully.(そのカナリアは美しく鳴く。)
③「詩に作る」「賛美する」の場合の使い方
少し詩的な使い方として、「sing」は詩を作って何かを「賛美する」という意味があります。詩や文章で何かを褒め称えるときに使われます。
例文:The poet sang the beauty of nature.(詩人は自然の美しさを賛美した。)
例文:He sang of the hero’s bravery in his poem.(彼は詩の中で英雄の勇気を賛美した。)
例文:The ancient bards would sing of their kings’ deeds.(古代の吟遊詩人は王の行いを賛美した。)
実際の使用例
これまでに「sing」のいくつかの意味とその使い方を見てきました。次に、日常の会話でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you like to sing karaoke?
(カラオケで歌うのは好きですか?)
B: Yes, it’s a lot of fun with friends!
(ええ、友達と一緒だととても楽しいですよ!)
A: Listen, the birds are singing.
(聞いて、鳥たちが鳴いているよ。)
B: It’s such a peaceful sound.
(とても心地よい音だね。)
「sing」と似ている単語・同じように使える単語
chant
「chant」は「詠唱する」や「単調に唱える」という意味があり、「sing」と似ていますが、特に宗教的な場面や儀式で使われることが多いです。
例文:The monks chant their prayers every morning.(僧侶たちは毎朝祈りを詠唱する。)
chirp
「chirp」は「チュンチュン鳴く」という意味で、特に鳥や小動物の鳴き声を表現するときに使われます。
例文:The crickets chirp loudly at night.(夜になるとコオロギが大きな声で鳴く。)
それぞれの使い分け方
「sing」:一般的に「歌う」または「鳴く」として使用します。
「chant」:宗教的な詠唱や単調な唱えを表現するときに使います。
「chirp」:特に鳥や小動物が「鳴く」様子を表現するときに使います。
「sing」を含む表現・熟語
「sing」は単独で使われるだけでなく、さまざまな表現・熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか紹介します。
① sing along(歌に合わせて歌う)
例文:Everyone started to sing along with the band.(みんなバンドに合わせて歌い始めた。)
② sing one’s heart out(心ゆくまで歌う)
例文:She sang her heart out at the concert.(彼女はコンサートで心ゆくまで歌った。)
③ sing the praises of(褒め称える)
例文:The teacher sang the praises of her student’s hard work.(先生は生徒の努力を褒め称えた。)
