TOEICテストの湿気問題の構成は、リスニング問題・リーディング問題と共に100問ずつ、計200問となっています。スコアの内訳は、リーディング問題が495点、同じくリスニング問題も495点。合計して「990」が獲得可能な最高スコアということになります。
TOEICテスト攻略本(参考書や英単語帳)のカリスマ著者の中には「TOEIC990点!」という成績を掲げている方もいます。990点獲得とは、つまり「満点」「全問正解」を実現したということなのです。
どうして100点満点とか1000点満点ではないの?という素朴な疑問も浮かびますが、全200問が一律1問5点というわけではありません。TOEICテストではただ正解・不正解を採点しているのではなく、より複雑な、全テスト回を通じて評価基準が一定に保たれるよう工夫された評価方法が用いられています。TOEICテストの結果が「得点」ではなく「スコア」として表示されるのも、そのためです。
2016年春(5月)の第210回公開テストから、出題形式は一部変更されます。ただし、試験構成や評価方法といった大きな部分では際立った変化はありません。