「起承転結」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「起承転結」という言葉を聞いたことがありますか?これは物語や文章の構成を示す日本語の表現です。「起承転結」を英語でどのように表現するのでしょうか?
「起承転結」の英語訳①introduction, development, turn, and conclusion
「起承転結」を英語で表現する際に使われるのが「introduction, development, turn, and conclusion」です。この表現はそれぞれの段階をそのまま英語にしたものです。
① The story follows the pattern of introduction, development, turn, and conclusion.(その物語は起承転結のパターンに従っている。)
② In writing, using introduction, development, turn, and conclusion can help structure your ideas.(文章を書く際には、起承転結を使うことで考えを整理することができる。)
③ The film’s plot was clear with its introduction, development, turn, and conclusion.(その映画のプロットは起承転結が明確だった。)
「起承転結」の英語訳②narrative structure
「narrative structure」も「起承転結」として使うことができます。これは物語の構成全般を指す言葉で、特に文学や映画の文脈で使われます。
① The narrative structure of the book was compelling.(その本の物語構成は魅力的だった。)
② Understanding the narrative structure is crucial for analyzing stories.(物語構成を理解することはストーリーを分析する上で重要である。)
③ The director explained the film’s narrative structure to the actors.(監督は俳優たちに映画の物語構成を説明した。)
「起承転結」の英語訳③plot structure
「plot structure」も「起承転結」の意味合いで使われます。これは特に物語の展開や筋書きを指します。
① The plot structure of the play was intricate.(その劇の筋書きは複雑だった。)
② Teachers often teach plot structure to help students understand storytelling.(教師は生徒が物語を理解するのを助けるために筋書きを教えることが多い。)
③ The plot structure included a surprising twist.(その筋書きには驚くべき展開が含まれていた。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
introduction, development, turn, and conclusion:日本語の「起承転結」をそのまま英語にした表現で、特に段階を明確に示したいときに使われます。
narrative structure:物語全体の構成を指し、文学や映画などの分析でよく使われます。
plot structure:物語の展開や筋書きを指し、特にストーリーの流れを説明する際に用いられます。
「起承転結」を使う際によく用いられる表現
表現① follow a structure
follow a structureは構成に従うという意味の表現です。
例文:The essay follows a clear structure.(そのエッセイは明確な構成に従っている。)
表現② develop a narrative
develop a narrativeは物語を展開するという意味です。
例文:The author developed a compelling narrative.(その作家は魅力的な物語を展開した。)
「起承転結」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
structure | 構造 |
narrative | 物語 |
plot | 筋書き |
development | 展開 |
まとめ
「起承転結」を英語で表現する際には、文脈に応じて「introduction, development, turn, and conclusion」や「narrative structure」、「plot structure」などを使い分けることが重要です。それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがあり、適切に使うことでより効果的なコミュニケーションが可能になります。どの表現を使うかは、伝えたい内容や状況に応じて選びましょう!