「必ずしも」は英語で何と言えばよい?
「必ずしも」という表現、日常会話でよく耳にしますよね。英語でどう表現するのか、気になったことはありませんか?
「必ずしも」の英語訳①not necessarily
「必ずしも」の英語訳として最も一般的なのが「not necessarily」です。この表現は、何かが絶対ではないことを示します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① He is not necessarily the best candidate for the job. (彼がその仕事に最適な候補者とは限らない。)
② It’s not necessarily true that money buys happiness. (お金が幸せを買うとは限らない。)
③ The weather forecast is not necessarily accurate. (天気予報が必ずしも正確とは限らない。)
「必ずしも」の英語訳②not always
「not always」も「必ずしも」として使うことができます。この表現は、あることが常に正しいわけではないことを示します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Success does not always come easily. (成功は必ずしも簡単に手に入るわけではない。)
② People are not always what they seem. (人は必ずしも見かけ通りとは限らない。)
③ The best solution is not always the most obvious one. (最良の解決策が必ずしも最も明白なものとは限らない。)
「必ずしも」の英語訳③not all
「not all」も「必ずしも」の意味で使われることがあります。これは、全てがそうであるわけではないことを示します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Not all students passed the exam. (すべての学生が試験に合格したわけではない。)
② Not all heroes wear capes. (すべての英雄がマントを着ているわけではない。)
③ Not all opinions are equally valid. (すべての意見が同等に有効とは限らない。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
not necessarily:何かが絶対ではないことを示す。例:He is not necessarily the best candidate.(彼が必ずしも最適な候補者とは限らない。)
not always:常に正しいわけではないことを示す。例:Success does not always come easily.(成功は必ずしも簡単に手に入るわけではない。)
not all:全てがそうであるわけではないことを示す。例:Not all students passed the exam.(すべての学生が試験に合格したわけではない。)
「必ずしも」を使う際によく用いられる表現
表現① not necessarily true
「not necessarily true」は「必ずしも真実ではない」という意味の表現です。
例文:The rumors are not necessarily true.(その噂は必ずしも真実ではない。)
表現② not always the case
「not always the case」は「必ずしもそうとは限らない」という意味の表現です。
例文:It’s not always the case that hard work leads to success.(努力が必ずしも成功につながるとは限らない。)
「必ずしも」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
necessarily | 必ずしも |
always | 常に |
all | 全て |
まとめ
「必ずしも」は、英語で「not necessarily」「not always」「not all」といった表現で表すことができます。それぞれの表現は、文脈に応じて使い分けることが大切です。これらの表現を使いこなすことで、より自然な英会話ができるようになりますよ!