英語「could」の意味や使い方は？例文を交えて解説

「could」の意味は？どのように使う？

英単語「could」は、「できた」「かもしれない」「していただけますか」といった意味があります。過去の能力を表すだけでなく、丁寧な依頼や仮定の状況を表現する際にも使われます。ここでは、「could」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく解説していきますよ！

①「できた」の場合の使い方

「could」は過去の能力を表すときに使います。何かをすることができたという意味で、よく過去形と一緒に用いられます。

例文：When I was a child, I could ride a bicycle.（子供の頃、私は自転車に乗ることができた。）
例文：He could solve complex math problems easily.（彼は複雑な数学の問題を簡単に解くことができた。）
例文：She could play the piano beautifully when she was just five.（彼女は5歳の時に美しくピアノを弾けた。）

②「かもしれない」の場合の使い方

「could」は可能性や推測を表現することもできます。「～かもしれない」というニュアンスで、未来の出来事について話すときに使われます。

例文：It could rain later, so bring an umbrella.（後で雨が降るかもしれないので、傘を持ってきてね。）
例文：He could be at the library right now.（彼は今、図書館にいるかもしれない。）
例文：They could have missed the bus.（彼らはバスに乗り遅れたかもしれない。）

③「していただけますか」の場合の使い方

「could」を使うと、何かをお願いする際にとても丁寧な印象を与えます。「～していただけますか？」という形で、依頼をするときに役立ちます。

例文：Could you pass me the salt, please?（塩を取っていただけますか？）
例文：Could you help me with my homework?（宿題を手伝っていただけますか？）
例文：Could you tell me the time?（時間を教えていただけますか？）

実際の使用例

これまでに「could」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: Could you help me move this table?
（このテーブルを動かすのを手伝っていただけますか？）

B: Of course, I’d be happy to help.
（もちろん、喜んで手伝いますよ。）

A: It looks like it could rain soon.
（すぐに雨が降るかもしれないね。）

B: Let’s hurry up and finish this task.
（急いでこの作業を終わらせよう。）

「could」と似ている単語・同じように使える単語

might

「might」も可能性を示すときに使われ、「could」と似た意味を持ちますが、「might」はより控えめな可能性を表現します。

例文：She might come to the party.（彼女はパーティーに来るかもしれない。）

would

「would」は仮定の状況や丁寧な依頼を表すために用いられます。「could」と同様に、依頼の際に丁寧さを加えますが、より確実性を含むことが多いです。

例文：Would you mind opening the window?（窓を開けていただけますか？）

それぞれの使い分け方

「could」：過去の能力、可能性、丁寧な依頼に使います。
「might」：控えめな可能性を表現します。
「would」：仮定の状況やより確実性のある丁寧な依頼に使います。