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「プロローグ」は英語で何と言えばよい?
みなさん、本を読むときに「プロローグ」は飛ばしますか?それともじっくり読みますか?「プロローグ」を英語で表現するには、どのように言えばよいのでしょうか?
「プロローグ」の英語訳①prologue
「プロローグ」の最も一般的な英語訳は「prologue」です。この単語は、物語や劇の冒頭部分を指し、物語の背景や導入を説明する役割を持っています。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The prologue of the novel sets the scene for the main story.(小説のプロローグはメインストーリーの舞台を設定しています。)
②In the prologue, the author introduces the main characters.(プロローグで、著者は主要な登場人物を紹介しています。)
③The play’s prologue gives a glimpse of the conflict to come.(その劇のプロローグは、これから起こる対立の一端を垣間見せます。)
「プロローグ」の英語訳②introduction
「プロローグ」を「introduction」として訳すこともできます。ただし、「introduction」は一般的に広い意味で使われ、特に物語の冒頭部分だけでなく、あらゆる形式の序文や導入部を指すことが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The introduction of the book provides an overview of the topics covered.(本の序文は取り上げられるトピックの概要を提供しています。)
②In the introduction, the speaker outlines the main themes of the lecture.(序論で、講演者は講義の主要なテーマを概説しています。)
③The introduction serves as a prelude to the detailed analysis.(序文は詳細な分析への前奏として機能します。)
「プロローグ」の英語訳③preface
「プロローグ」を「preface」と訳すことも考えられます。「preface」は特に著者自身が書く序文で、作品の背景や執筆動機を説明する部分を指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The preface explains the author’s inspiration for writing the book.(序文は著者が本を書くに至ったインスピレーションを説明しています。)
②In the preface, the author thanks those who helped with the research.(序文で、著者は研究を手伝った人々に感謝しています。)
③The preface provides context for the historical events discussed in the book.(序文は本で議論されている歴史的出来事の背景を提供します。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
prologue:物語や劇の冒頭部分を指し、背景や導入を説明する役割を持つ。例:The prologue of the novel sets the scene for the main story.
introduction:広い意味で使われ、あらゆる形式の序文や導入部を指す。例:The introduction of the book provides an overview of the topics covered.
preface:著者自身が書く序文で、作品の背景や執筆動機を説明する部分。例:The preface explains the author’s inspiration for writing the book.
「プロローグ」を使う際によく用いられる表現
表現① set the scene
set the sceneは物語の舞台を設定するという意味の表現です。
例文:The prologue sets the scene for the entire story.(プロローグは物語全体の舞台を設定します。)
表現② introduce the characters
introduce the charactersは登場人物を紹介するという意味の表現です。
例文:In the prologue, the author introduces the characters.(プロローグで、著者は登場人物を紹介します。)
「プロローグ」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
background | 背景 |
overview | 概要 |
context | 文脈 |
introduction | 序論 |
まとめ
「プロローグ」は物語や劇の冒頭部分を指し、背景や導入を説明する役割を持っています。英訳としては「prologue」が最も一般的ですが、文脈によっては「introduction」や「preface」も適切です。それぞれの単語のニュアンスを理解し、適切な場面で使い分けることが重要です。これで、次に本を読むときはプロローグを飛ばさずに楽しめるかもしれませんね!