「much」の意味は?どのように使う?
英単語「much」は、数や量が非常に多いことを示す単語です。主に「多くの」「たくさんの」「多量の」といった意味で使われます。この単語は、物事や状況がたくさんあることを強調したいときに便利ですよね。それでは、「much」のさまざまな意味とその使い方について、簡単に見てみましょう。
「much」の使い方
「much」は、数や量が多いことを表現する際に使われます。特に、否定文や疑問文でよく見かけます。また、形容詞や副詞としても使用されることがあるので、多様な文脈で役立つ言葉です。
例文:There isn’t much time left before the train arrives.(電車が来るまであまり時間がない。)
例文:How much water should I drink daily?(毎日どれくらいの水を飲むべきですか?)
例文:I don’t have much experience in cooking.(料理の経験はあまりないです。)
実際の使用例
これまでに「much」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you have much homework to do today?
(今日は宿題がたくさんあるの?)
B: Yeah, I have a lot to finish before tomorrow.
(うん、明日までに終わらせなきゃいけないのがたくさんあるよ。)
A: How much sugar do you need for the recipe?
(そのレシピにはどれくらいの砂糖が必要なの?)
B: Not much, just a teaspoon.
(そんなに多くないよ、小さじ1杯だけ。)
「much」と似ている単語・同じように使える単語
many
「many」も「much」と似ていますが、「many」は数えられる名詞に対して使われます。たとえば、ペンや本のように、個数が数えられるものに対して「多くの」という意味になります。
例文:There are many books on the shelf.(棚には多くの本があります。)
a lot of
「a lot of」は「多くの」「たくさんの」という意味で、「much」と似たような状況で使えます。「a lot of」は、数えられる名詞にも数えられない名詞にも適用できます。
例文:She has a lot of friends.(彼女はたくさんの友達がいます。)
それぞれの使い分け方
「much」:主に数えられない名詞に使われ、否定文や疑問文でよく使われます。
「many」:数えられる名詞に使います。
「a lot of」:数えられる名詞と数えられない名詞の両方に使えます。
「much」を含む表現・熟語
「much」という単語は、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① much the same(ほぼ同じ)
例文:Their opinions are much the same.(彼らの意見はほぼ同じです。)
② pretty much(ほぼ、だいたい)
例文:I’ve pretty much finished my homework.(宿題はほぼ終わりました。)
③ as much as(同じくらいの量)
例文:He earns as much as his brother does.(彼は兄と同じくらいの給料をもらっています。)
