「窒息」は英語で何と言えばよい?
「窒息」という言葉を英語で表現するには、いくつかの選択肢があります。日常会話や医療現場で使われることが多いこの言葉、英語ではどのように表現するのでしょうか?

「窒息」の英語訳①choking
「窒息」の英語訳として一般的に使われるのが「choking」です。この言葉は、食べ物や異物が喉に詰まって呼吸が困難になる状況を指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He was choking on a piece of meat.(彼は肉の一片で窒息していた。)
②She gave him the Heimlich maneuver to stop the choking.(彼女は窒息を止めるためにハイムリック法を施した。)
③Choking can be life-threatening if not addressed quickly.(窒息は迅速に対処しないと命に関わることがある。)
「窒息」の英語訳②suffocation
「suffocation」も「窒息」として使われます。この言葉は、酸素不足による呼吸困難を指し、より広範な状況に適用されます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The victim died of suffocation due to smoke inhalation.(被害者は煙を吸い込んで窒息死した。)
②Suffocation can occur in confined spaces with poor ventilation.(換気の悪い閉鎖空間で窒息が起こることがある。)
③The plastic bag posed a suffocation hazard to children.(そのビニール袋は子供にとって窒息の危険があった。)
「窒息」の英語訳③asphyxiation
「asphyxiation」は、医学的または技術的な文脈で使われることが多い「窒息」の表現です。酸素供給の不足による窒息を指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The report confirmed the cause of death was asphyxiation.(報告書は死因が窒息であることを確認した。)
②Asphyxiation can result from carbon monoxide poisoning.(窒息は一酸化炭素中毒から生じることがある。)
③Proper safety measures can prevent accidental asphyxiation.(適切な安全対策で偶発的な窒息を防ぐことができる。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
choking:食べ物や異物が喉に詰まる状況を指す。例:He was choking on a piece of meat.
suffocation:酸素不足による広範な呼吸困難を指す。例:The victim died of suffocation due to smoke inhalation.
asphyxiation:医学的な文脈で使われる、酸素供給不足による窒息。例:The report confirmed the cause of death was asphyxiation.
「窒息」を使う際によく用いられる表現
表現① prevent choking
prevent chokingは窒息を防ぐという意味の表現である。
例文:Parents should learn how to prevent choking in young children.(親は幼い子供の窒息を防ぐ方法を学ぶべきである。)
表現② risk of suffocation
risk of suffocationは窒息の危険という意味の表現である。
例文:Ensure there is no risk of suffocation when using plastic bags.(ビニール袋を使用する際に窒息の危険がないことを確認する。)
「窒息」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
Heimlich maneuver | ハイムリック法 |
ventilation | 換気 |
hazard | 危険 |
carbon monoxide | 一酸化炭素 |
まとめ
「窒息」を英語で表現する際には、状況や文脈に応じて「choking」、「suffocation」、「asphyxiation」を使い分けるとよい。食べ物や異物が喉に詰まる場合は「choking」、酸素不足による呼吸困難には「suffocation」、医学的な文脈では「asphyxiation」が適している。これらの違いを理解して、適切な表現を選ぶことが重要である。
