「依存症」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「依存症」について考えたことがありますか?この記事では「依存症」を英語でどう表現するか、いくつかの対訳とその使い分けについて解説します。是非参考にしてください。
「依存症」の英語訳① addiction
「依存症」の最も一般的な英語訳は「addiction」です。この「addiction」は、特定の物質や行動に対する強い依存を意味します。例えば、アルコール依存症や薬物依存症などが該当します。それでは例文を見てみましょう。
「依存症」の英語訳② dependence
「dependence」も「依存症」の訳として使われますが、こちらは物質依存に限らず、他の人や状況に対する依存を指すことが多いです。例えば、経済的依存や感情的依存などがこれに該当します。
「依存症」の英語訳③ habituation
「habituation」は、特に薬物や行動に対する習慣的な依存を指す際に使われます。依存の初期段階や軽度の依存に対して用いられることが多いです。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
addiction:特定の物質や行動に対する強い依存を指す。例:He is struggling with alcohol addiction.(彼はアルコール依存症に苦しんでいます。)
dependence:物質依存に限らず、他の人や状況に対する依存を指す。例:She has a strong emotional dependence on her partner.(彼女はパートナーに強い感情的依存があります。)
habituation:特に薬物や行動に対する習慣的な依存を指す。例:His habituation to coffee is getting worse.(彼のコーヒーへの習慣的依存が悪化しています。)
「依存症」を使う際によく用いられる表現
表現① overcome addiction
「overcome addiction」は「依存症を克服する」という意味の表現です。
例文:He is trying to overcome his addiction to smoking.(彼は喫煙依存症を克服しようとしています。)
表現② develop a dependence
「develop a dependence」は「依存症を発展させる」という意味の表現です。
例文:She developed a dependence on sleeping pills.(彼女は睡眠薬に依存するようになりました。)
「依存症」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
substance | 物質 |
behavior | 行動 |
recovery | 回復 |
therapy | 療法 |
まとめ
この記事では、「依存症」を英語で表現する際の異なる言い方とその使い分けについて解説しました。「addiction」は特定の物質や行動に対する強い依存を指し、「dependence」は物質依存に限らず他の人や状況に対する依存を含みます。「habituation」は習慣的な依存に焦点を当てる表現です。それぞれのニュアンスや文脈の違いを理解することで、適切な場面で使い分けることができるようになります。