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英語「seed」の意味や使い方は?例文を交えて解説

「seed」の意味は?どのように使う?

英単語「seed」は、植物や生命の始まりを象徴する大切な単語です。具体的には「種」「根源」「子孫」などの意味を持ちます。さらに、スポーツではトーナメントの特別な地位を持つ「シード選手」としても使われます。ここでは、そんな「seed」の様々な意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。

①「種」「種子」の場合の使い方

「seed」といえば、まず思い浮かぶのは「種」ですね。植物が育つための出発点であり、生命の始まりを示します。庭先で花や野菜を育てるときによく使われる言葉です。

例文:I planted tomato seeds in the garden.(庭にトマトの種を植えました。)
例文:The apple fell from the tree, scattering seeds everywhere.(リンゴが木から落ちて、種がそこら中に散らばった。)
例文:Seeds need water and sunlight to grow.(種は成長するために水と日光が必要です。)

②「根源」「起源」の場合の使い方

「seed」には何かの始まりや起源を表す意味もあります。この場合、物事の発展の基礎やスタートポイントを指します。アイディアや計画の原点として使われることもあります。

例文:The idea for the project was seeded in a casual conversation.(そのプロジェクトのアイデアは何気ない会話の中で生まれました。)
例文:His passion for music was seeded during his childhood.(彼の音楽への情熱は子供時代に芽生えました。)
例文:The seeds of change were planted with that revolutionary speech.(その革新的なスピーチで変化の種が蒔かれました。)

③「シード選手」の場合の使い方

スポーツの世界では、「seed」はトーナメントで特別な位置や役割を持つ選手を指します。この場合、試合のトーナメントで上位に位置づけられる選手たちが「シード選手」として扱われます。

例文:She was the top seed in the tournament.(彼女はトーナメントでトップシードでした。)
例文:The seeded players receive a bye in the first round.(シード選手たちは1回戦で不戦勝となります。)
例文:As a seed, he was expected to reach the finals.(シード選手として、彼は決勝に進出することが期待されていました。)


実際の使用例

これまでに「seed」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: I’m planning to start a vegetable garden. Do you have any seeds?
(野菜の庭を始める予定なんだけど、種を持ってる?)

B: Yes, I have some tomato and lettuce seeds you can use.
(うん、トマトやレタスの種がいくつかあるよ。)

A: The idea for this app was just a seed last year.
(このアプリのアイデアは昨年はただの種だったんだ。)

B: And now it’s a successful product!
(そして今では成功した製品だね!)


「seed」と似ている単語・同じように使える単語

origin

「origin」という単語は「起源」や「始まり」を意味します。「seed」と同様に、何かの出発点を示すときに使われます。

例文:The origin of the tradition is not well documented.(その伝統の起源はあまり記録されていない。)

germ

「germ」も「芽」や「始まり」という意味を持ち、「seed」と似た用法で使われますが、より小さいものの始まりを表現する際に使われます。

例文:His interest in science was just a germ at first.(彼の科学への興味は最初はほんのきっかけに過ぎなかった。)

それぞれの使い分け方

「seed」:植物や生命の具体的な始まりを示すとき、またはスポーツで特別な地位を持つ選手を指すときに使います。
「origin」:物事の起源や出発点を示すときに使います。
「germ」:特に小さなものの始まりや芽生えを示す場合に使います。

「seed」を含む表現・熟語

「seed」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① seed money(シードマネー)
例文:They provided seed money to start the new business.(彼らは新しいビジネスを始めるためのシードマネーを提供しました。)

② plant a seed(種を植える)
例文:The teacher planted a seed of curiosity in her students.(その教師は生徒たちに好奇心の種を植えました。)

③ go to seed(種に行く、荒れる)
例文:The garden went to seed over the summer.(夏の間に庭は荒れ果ててしまった。)

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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