英会話コラム
「lemon」の意味は？どのように使う？
英単語「lemon」は、美味しい黄色い果実であるレモンやその木を指すだけでなく、ちょっと意外な意味も持っています。特に、役に立たないものや欠陥品を表すこともあるんです。ここでは「lemon」の基本的な意味とその使い方について、詳しく解説していきます。
- レモンの果実
- レモンの木
- 欠陥品
①「レモンの果実」の場合の使い方
まず、「lemon」はそのままレモンの果実を指すことが多いです。お料理や飲み物にレモンの風味を加えるときに使います。
例文：I squeezed a lemon over the fish for extra flavor.
（魚に追加の風味を出すためにレモンを絞りました。）
例文：Lemon trees grow best in warm climates.
（レモンの木は温暖な気候で最もよく育ちます。）
例文：The lemonade was too sour because I added too much lemon.
（レモンを入れすぎたので、レモネードが酸っぱすぎました。）
②「欠陥品」の場合の使い方
「lemon」は、特に中古車などで「欠陥品」や「不良品」を指すときにも使われます。魅力がなく、期待外れのものを意味します。
例文：This car is a lemon; it breaks down all the time.
（この車は欠陥品です。いつも故障します。）
例文：He bought a used computer that turned out to be a lemon.
（彼は中古のコンピューターを買いましたが、それは欠陥品でした。）
例文：The phone was a lemon and stopped working after a week.
（その電話は欠陥品で、一週間で動かなくなりました。）
実際の使用例
「lemon」の様々な使い方を見てきました。次に、日常会話の中でどうやって使われるのか、例を見てみましょう。
A: Can we add some lemon to the tea?
（紅茶にレモンを入れてもいいですか？）
B: Sure, it will taste great with a bit of lemon.
（もちろん、少しレモンを入れると美味しくなりますよ。）
A: I think the car I bought last month is a lemon.
（先月買った車が欠陥品だと思います。）
B: Oh no, have you tried taking it back to the dealer?
（あら、それをディーラーに持って行ってみましたか？）
「lemon」と似ている単語・同じように使える単語
lime
「lime」は「lemon」と似た緑色の果実で、味は酸っぱく、料理や飲み物に風味を加えるのに使われます。「lemon」と同様に、果実や木を指します。
例文：I prefer lime over lemon in my cocktails.
（カクテルにはレモンよりもライムのほうが好きです。）
defective
「defective」は「欠陥のある」「不良の」という意味で、特に商品や機器に問題があるときに使います。「lemon」と同様に、問題があるものを示します。
例文：The manufacturer recalled the defective toys.
（メーカーは欠陥のあるおもちゃをリコールしました。）
それぞれの使い分け方
「lemon」：果実または欠陥品を指す場合に使います。
「lime」：主に緑色の果実を指し、料理や飲み物に使います。
「defective」：商品や機器に欠陥があることを示すときに使います。
「lemon」を含む表現・熟語
「lemon」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① lemon law（レモン法）
例文：The lemon law helped him get a refund for his faulty car.
（レモン法のおかげで、彼は故障した車の返金を受けることができました。）
② sour as a lemon（非常に不機嫌である）
例文：She was sour as a lemon when she found out about the cancellation.
（彼女はキャンセルのことを知ったとき、非常に不機嫌でした。）
③ lemon zest（レモンの皮）
例文：I added lemon zest to the cake for extra flavor.
（ケーキに追加の風味を出すためにレモンの皮を加えました。）
