「any other」の意味は?どのように使う?
英単語「any other」は、他のものと異なることを指し示す表現です。具体的には、「他のいかなる…」「他の…」といった意味で使われます。この表現は、選択肢や比較の中で特定のものを際立たせる際に非常に便利です。さまざまな状況での使い方を見ていきましょう。
「any other」の使い方
「any other」は「他のいかなる…」という意味で、比較や選択をする際に使われます。例えば、ある商品がどれだけ特別かを強調するときに使います。「他のどんなものとも違う」といったニュアンスを表現するのに便利です。
例文:This book is better than any other book I’ve read.(この本は私が読んだどの本よりも良いです。)
例文:She sings better than any other student in the class.(彼女はクラスのどの生徒よりも上手に歌います。)
例文:I don’t want to eat any other kind of pizza but this one.(私はこのピザ以外のどんな種類のピザも食べたくありません。)
実際の使用例
これまでに「any other」の意味と使い方を見てきました。実際の会話の中でこの表現がどのように使われるかを確認してみましょう。
A: I love this ice cream flavor! It’s unlike any other.
(このアイスクリームの味が大好き!他にはない味だね。)
B: I agree, it’s unique and delicious!
(同感、ユニークで美味しいね!)
A: Do you recommend any other dessert here?
(ここで他におすすめのデザートはある?)
B: Honestly, this one’s the best among any other choices.
(正直に言うと、これは他の選択肢の中で一番いいよ。)
「any other」と似ている単語・同じように使える単語
another
「another」は「もう一つの」「別の」という意味があります。特定のものではなく、漠然とした「他の何か」を指す際に使われます。
例文:I’ll have another cup of coffee.(もう一杯コーヒーをいただきます。)
different
「different」は「異なる」「違った」という意味で、特定のものと他のものの違いを示すときに使います。
例文:This pattern is different from any other in the collection.(このパターンはコレクションの他のどれとも異なります。)
それぞれの使い分け方
「any other」:特定のものと他のすべてを特別に際立たせる際に使います。
「another」:同じ種類の中で「さらにもう一つの」ものを指すときに使います。
「different」:具体的に異なるさまを示すときに使います。
「any other」を含む表現・熟語
「any other」という表現は単独で使われることが多いですが、他の単語と組み合わせて使うことで、より具体的なニュアンスを出すこともできます。以下に例を挙げてみましょう。
① any other business(その他の議題)
例文:During the meeting, they discussed any other business at the end.(会議の終わりに、彼らはその他の議題について話し合いました。)
② like any other day(普段通りの一日)
例文:It started like any other day, but turned out to be quite special.(普段通りの一日として始まったが、とても特別な日になった。)
③ any other reason(他の理由)
例文:Is there any other reason you can’t attend the party?(パーティーに参加できない他の理由がありますか?)
