英語の基礎動詞「get」のちょっとコナレた使い方

get」は英語の中でも基本中の基本といえる動詞で、主な意味は「得る」「受け取る」といったところですが、それ以外にもさまざまな意味合いで用いられます。少しずつ get の使い方の幅を広げていきましょう。

get は他の動詞の代わりに使われることがよくあります。文章が簡素になり、こなれた感が出ます。ただし聞く側に知識がないと意味がつかみにくい文になってしまいます。

自動詞で「到着する」

get は「到着する」という意味で使われることがあります。これは自動詞としての用法です。

I got home at midnight.
深夜に家に着いた

get home = 帰宅」と覚えてしまう方法もアリですが、それでは How can I get to the station? のような応用が難しくなってしまいます。

How can I get to the station?
駅までどうやって行けばよいでしょうか

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「get it」で「理解する」

get は「理解する」という意味でも用いられます。

I got it.
分かった

get it = 分かる」と把握してもよいのですが、it 以外の目的語を取る場合があります。

Do you get me?
私の言ってること分かる?

Get the picture?
状況は理解できたかい

get the picture は「事態を把握する」という意味で用いられる慣用表現で、picture はここでは状況・情勢といった意味で用いられています。


「have got」は「have」として

「get」を使いこなす一歩進んだ表現として have got も押さえておきましょう。

have got は「have」の代用として用いられる口語的表現です。ほぼ have と同じ意味で用いられ、いくぶん強調のニュアンスが加わります。

I’ve got a headache.
頭が痛い

I’ve got to go.
行かなくちゃ

日本語に例えるなら「する」を「しちまう」と言い換えるようなニュアンスでしょうか。

got to はしばしば gotta と略記されます。「I’ve gotta go.」は「I’ve got to go.」を略して綴った書き方です。

 


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