「描写」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「描写」は英語で何と言えばよい?

「描写」を英語で使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?この記事では「描写」の英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「描写」の英語訳①description

描写の英語訳として最も一般的に使われるのが「description」です。この単語は、物事の特徴や様子を言葉で表すときに用います。例えば、ある場所の見た目や、人物の性格を詳しく説明する際に適しています。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
例文①:”The author’s description of the ancient city was so vivid, I could picture it in my mind.”(著者が古代都市について述べた描写は非常に生き生きとしており、私の頭の中でそれを想像することができた。)
例文②:”Please provide a brief description of the item you lost.”(紛失した品物の簡潔な描写を提供してください。)
例文③:”The job advertisement includes a detailed description of the responsibilities.”(求人広告には、職務の詳細な描写が含まれている。)

「描写」の英語訳②depiction

「depiction」も「描写」と訳されることがあり、特に芸術作品やメディアにおいて、人物や場面を視覚的に表現する際に使用されます。この単語は、文字通りに描くことや、イメージを具体化するニュアンスが含まれています。
以下に例文を示します。
例文①:”The film’s depiction of the future was both intriguing and terrifying.”(その映画が描く未来は、興味深いと同時に恐ろしいものであった。)
例文②:”Her paintings offer a vivid depiction of rural life.”(彼女の絵画は、田舎の生活を生き生きと描いている。)
例文③:”Critics praised the novel for its realistic depiction of war.”(批評家たちは、戦争をリアルに描いた小説を賞賛した。)

「描写」の英語訳③portrayal

「portrayal」は人物や状況を描写する際によく使われる単語です。この単語には、特定の方法で何かを表現する、つまり「演じる」や「表現する」というニュアンスが含まれています。しばしば、人物の性格や特定の状況の描写に用いられます。
例文を見てみましょう。
例文①:”The biography offers an in-depth portrayal of the famous scientist.”(その伝記は、有名な科学者の深い描写を提供する。)
例文②:”His portrayal of the king in the play was remarkable.”(彼が劇中で演じた王の描写は注目に値する。)
例文③:”The article criticized the media’s portrayal of the crisis.”(その記事は、メディアが危機を描いた方法を批判した。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
description:物事の特徴や様子を言葉で表す際に一般的に使用されます。
depiction:特に芸術作品やメディアにおいて、人物や場面を視覚的に表現する際に適しています。
portrayal:人物や状況を特定の方法で表現する際に用いられ、しばしば人物の性格や特定の状況の描写に使われます。


「描写」を使う際によく用いられる表現

表現① capture the essence

capture the essenceは「本質を捉える」という意味の表現です。特に、描写がその対象の核心や精髄を正確に、また鮮やかに表している場合に使われます。
例文:”The poem captures the essence of early morning tranquility.”(その詩は、早朝の静けさの本質を捉えている。)

表現② paint a picture

paint a pictureは「情景を描く」という意味で使われます。文字通りに絵を描くのではなく、言葉を使って読者や聞き手の心に明確なイメージを描き出すことを意味します。
例文:”The writer paints a picture of a bustling city life with his words.”(作家は、言葉を使って賑やかな都市生活の情景を描き出している。)

まとめ

「描写」という日本語は、英語ではcontextや意図に応じて「description」、「depiction」、または「portrayal」として表現されることが分かりました。各単語は似たような意味合いを持ちつつも、使われる文脈やニュアンスに違いがあります。この記事を通じて、あなたの英語表現の幅が広がり、より正確で豊かな表現ができるようになることを願っています。

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naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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