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実はは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「実は」は英語で何と言えばよい?

「実は」という表現は、日本語の会話でよく使われるフレーズですが、英語では様々な言い方が存在します。この記事では、「実は」に相当する英語表現とその使い分けについて、具体的な例文を交えて解説します。日常会話からビジネスシーンまで、幅広く使える表現を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

「実は」の英語訳①: actually

「実は」の最も一般的な英語訳の一つが「actually」です。この単語は、話し手が意外な事実や真実を明かす際に用いられます。実際の状況と異なる誤解を解く場面や、強調して事実を伝えたいときに使われることが多いです。

例文①:Actually, I’m not from Tokyo. (実は、私は東京出身ではありません。)
例文②:She looks busy, but actually, she’s just pretending. (彼女は忙しそうに見えますが、実はふりをしているだけです。)
例文③:I thought it would be hard, but it was actually quite easy. (難しいと思っていましたが、実はかなり簡単でした。)


「実は」の英語訳②: in fact

「実は」の英語訳②: in fact

「in fact」は、話が進むにつれて新たな情報を提示する際に用いられるフレーズです。「実際には」という意味で、「実は」と同様に使われますが、よりフォーマルなニュアンスを持ちます。

例文①:In fact, our company is planning to expand overseas. (実は、私たちの会社は海外展開を計画しています。)
例文②:He seems uninterested, but in fact, he’s very passionate about the project. (彼は興味がなさそうに見えますが、実はそのプロジェクトにとても情熱を注いでいます。)
例文③:In fact, the solution was right in front of us all along. (実は、解決策はずっと私たちの目の前にありました。)


「実は」の英語訳③: as a matter of fact

「実は」の英語訳③: as a matter of fact

「as a matter of fact」は、「実は」という意味で使われる表現で、特に話題を強調したい時や、驚きを伝えたい時に適しています。このフレーズは、相手に新しい視点を提供するために使われることが多いです。

例文①:As a matter of fact, I’ve already finished the report. (実は、私はすでにレポートを完成させています。)
例文②:He’s not just a colleague; as a matter of fact, he’s my best friend. (彼はただの同僚ではありません。実は、私の親友なんです。)
例文③:As a matter of fact, we’ve met before. (実は、私たちは以前に会ったことがあります。)

「実は」の英語訳④: to tell you the truth

「実は」の英語訳④: to tell you the truth

「to tell you the truth」というフレーズは、話し手が正直な感情や意見を述べる時に使われます。この表現は、親密な会話や信頼関係を築いている相手に対して、素直な気持ちを打ち明ける際に特に適しています。

例文①:To tell you the truth, I’m not very happy with the current situation. (実は、現在の状況にあまり満足していません。)
例文②:To tell you the truth, I’ve never liked sushi. (実は、私は寿司が好きではありません。)
例文③:To tell you the truth, I was nervous about meeting you. (実は、あなたに会うのが緊張しました。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「実は」に相当する英語表現のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。簡単に違いを把握したい方は、こちらをご覧ください。

actually:意外な真実や事実を明かす際に用いられる。
in fact:新たな情報を提示する際に使われ、フォーマルな印象を与える。
as a matter of fact:話題を強調し、相手に新しい視点を提供する際に使われる。
to tell you the truth:親密な会話で正直な感情や意見を述べる際に適している。

「実は」を使う際によく用いられる表現

表現① frankly speaking

「frankly speaking」は、「率直に言って」という意味で、「実は」と同じように使われます。この表現は、話し手が自分の本音を語る際に用いられることが多いです。

例文:Frankly speaking, I don’t think this is a good idea. (率直に言って、これは良い考えだとは思いません。)

表現② to be honest

「to be honest」というフレーズも、「正直に言うと」と訳され、「実は」と同じ文脈で使われます。この表現は、話し手が自分の真実の意見や感情を表現する時に適しています。

例文:To be honest, I’m not sure if we can finish this on time. (正直に言うと、時間内にこれを終わらせられるかどうか自信がありません。)

まとめ

この記事では、「実は」という日本語のフレーズに対応する英語表現をいくつか紹介し、それぞれのニュアンスや使い分けについて解説しました。これらの表現を使いこなすことで、英語でのコミュニケーションがよりスムーズに、そして正確に行えるようになるでしょう。日常会話からビジネスシーンまで、さまざまな状況で活用してみてください。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。

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