「義務」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「義務」という言葉を英語でどのように表現するか知っていますか?この記事では、いくつかの英語訳とその使い分けを解説します。ぜひ参考にしてください。
「義務」の英語訳①duty
「義務」の英語訳として頻繁に使われるのが「duty」です。この「duty」には「責任」や「務め」というニュアンスがあります。例えば、仕事や家庭内での役割に関連して使われることが多いです。
それでは例文を見てみましょう。
「義務」の英語訳②obligation
「obligation」も「義務」として使うことができます。ただし、「duty」が個人的な責任や役割を強調するのに対して、「obligation」は法律や契約、社会的な規範に基づく義務を指します。
例えば、契約書に記載された義務や法律で定められた義務について話すときに使われます。
「義務」の英語訳③responsibility
「responsibility」もまた「義務」を表現するために使われますが、こちらは「責任」という意味が強いです。特に何かを達成するための責任や、特定の役割に伴う責任を指すことが多いです。
例えば、プロジェクトのリーダーシップや子どもの教育に関する責任について話すときに使えます。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
duty:個人的な責任や役割に関連する義務。
例:It’s my duty to take care of my family.(家族を世話するのは私の義務です。)
obligation:法律や契約、社会的な規範に基づく義務。
例:You have a legal obligation to pay taxes.(税金を払うのは法的な義務です。)
responsibility:特定の役割に伴う責任や達成すべき責任。
例:It’s your responsibility to complete the project.(プロジェクトを完了させるのはあなたの責任です。)
「義務」を使う際によく用いられる表現
表現① fulfill one’s duty
「fulfill one’s duty」は「義務を果たす」という意味の表現です。
例文:He always fulfills his duty as a father.
(彼はいつも父親としての義務を果たしている。)
表現② meet one’s obligations
「meet one’s obligations」も「義務を果たす」という意味の表現です。
例文:She struggled to meet her financial obligations.
(彼女は経済的義務を果たすのに苦労していた。)
「義務」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
mandatory | 必須の |
commitment | 約束 |
accountability | 説明責任 |
まとめ
「義務」を英語で表現する際には、文脈やニュアンスに応じて「duty」、「obligation」、「responsibility」を使い分けることが重要です。例えば、個人的な役割に関する義務は「duty」、法律や契約に基づく義務は「obligation」、特定の役割に伴う責任は「responsibility」を使うとよいでしょう。また、「fulfill one’s duty」や「meet one’s obligations」といった表現も覚えておくと便利です。一緒に使われやすい単語としては、「mandatory(必須の)」、「commitment(約束)」、「accountability(説明責任)」などがあります。