「各位」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「各位」という言葉を使ったことがありますか?ビジネスシーンやフォーマルな場面でよく使われますね。「各位」を英語でどう表現するか、迷ったことはありませんか?
「各位」の英語訳①To whom it may concern
「各位」の英語訳としてよく使われるのが「To whom it may concern」です。この表現は、特定の受取人が不明な場合や、広範囲の受取人に向けた文書で使われます。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① To whom it may concern, please find the attached document.(関係者各位、添付の文書をご確認ください。)
② To whom it may concern, the meeting has been rescheduled.(関係者各位、会議の日程が変更されました。)
③ To whom it may concern, we appreciate your cooperation.(関係者各位、ご協力に感謝いたします。)
「各位」の英語訳②Dear all
「Dear all」も「各位」として使うことができます。この表現は、メールや手紙で複数の受取人に対して親しみを込めて使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Dear all, please review the attached report.(皆様、添付の報告書をご確認ください。)
② Dear all, the office will be closed tomorrow.(皆様、明日はオフィスが休業となります。)
③ Dear all, thank you for your hard work.(皆様、お疲れ様です。)
「各位」の英語訳③Ladies and gentlemen
「Ladies and gentlemen」は、特にスピーチやプレゼンテーションの冒頭で使われるフォーマルな表現です。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① Ladies and gentlemen, welcome to the annual conference.(皆様、年次会議へようこそ。)
② Ladies and gentlemen, please take your seats.(皆様、お席にお着きください。)
③ Ladies and gentlemen, thank you for joining us today.(皆様、本日はご参加いただきありがとうございます。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
To whom it may concern:特定の受取人が不明な場合や、広範囲の受取人に向けたフォーマルな文書で使用される。
Dear all:メールや手紙で複数の受取人に対して親しみを込めて使われる。
Ladies and gentlemen:スピーチやプレゼンテーションの冒頭で使われるフォーマルな表現。
「各位」を使う際によく用いられる表現
表現① address the audience
address the audienceは聴衆に向けて話しかけるという意味の表現です。
例文:The speaker addressed the audience with confidence.(話者は自信を持って聴衆に話しかけました。)
表現② send a message to all
send a message to allは全員にメッセージを送るという意味の表現です。
例文:Please send a message to all employees about the meeting.(会議について全従業員にメッセージを送ってください。)
「各位」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
audience | 聴衆 |
recipients | 受取人 |
message | メッセージ |
conference | 会議 |
announcement | 発表 |
まとめ
「各位」を英語で表現する際には、文脈や受取人の範囲に応じて「To whom it may concern」「Dear all」「Ladies and gentlemen」などの表現を使い分けることが重要です。それぞれの表現には異なるニュアンスがあり、適切な場面で使うことで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。ぜひ、これらの表現を活用してみてください!