恋人は英語で?

「恋人」の英語とは?スラングでの呼び方や恋愛に関する表現も紹介

ここがポイント

 

目次

「恋人」は英語で何と言えばよい?

スクリーンショット 2024-03-19 183309

「恋人」という言葉を英語で表現する際には、関係の性質や文脈に応じて様々な言い方があります。この記事では「恋人」に相当する英語表現をいくつか紹介し、それぞれのニュアンスや使い分けについて詳しく解説します。愛する人を表現する際の参考にしてください。

「恋人」の英語訳①boyfriend/girlfriend

「恋人」を指す最も一般的な英語表現は「boyfriend」や「girlfriend」である。これらの語は、主に異性の恋愛関係にある人を指す際に用いられる。例えば、男性が自分の女性の恋人を紹介する場合は「This is my girlfriend」と言い表すことができる。
例文①:She introduced me to her parents as her boyfriend.(彼女は私を彼女の恋人として両親に紹介した。)
例文②:My girlfriend and I are going on a vacation together.(私と私の恋人は一緒に休暇に出かける。)
例文③:I have a date with my boyfriend tonight.(今夜、恋人とデートがある。)

Did you meet my boyfriend at the party?
パーティーで私の彼氏に会った?

Yes, he’s very nice!
ええ、とてもいい人だったよ!

 

「恋人」の英語訳②partner

「Partner」という語は、性別や性的指向に関わらず、恋愛関係にある人を指すのに使用されることがある。この表現は、特に長期的な関係や深い絆を持つカップルに適している。また、結婚していないが、結婚に近い関係性を持つカップルもしばしば「partner」と表現される。
例文①:My partner and I have been together for ten years.(私のパートナーとは10年間一緒にいる。)
例文②:We’re not married, but my partner is my life companion.(私たちは結婚していないが、私のパートナーは人生の伴侶だ。)
例文③:He runs a business with his life partner.(彼は人生のパートナーと一緒にビジネスを営んでいる。)

How’s your partner doing?
パートナーはどうしてる?

They’re doing really well, thanks!
元気にしてるよ、ありがとう!

*”They”を使う理由は、性別を特定しない場合や、相手の性別が不明、または性別に関わらず包括的に話す際に使われます。

英語では、特に最近では、性別中立的な代名詞として「they」を使うことが増えています。これは、話している人物の性別を仮定せず、より包括的なコミュニケーションを目指すためです。

もちろん、相手の性別が分かっている場合は、その人が使う代名詞に合わせて「he」や「she」を使います。

 

「恋人」の英語訳③significant other

「Significant other」というフレーズは、特にアメリカ英語でよく使われ、深い愛情関係にある重要な人を指す。この表現は、結婚しているかどうかに関わらず、パートナーや恋人を表すのに用いられ、正式な状況や書面での表現としても適している。
例文①:Everyone at the office knows about his significant other.(オフィスのみんなは彼の大切な他者について知っている。)
例文②:My significant other is also my best friend.(私の大切な他者はまた私の親友でもある。)
例文③:She spends every holiday with her significant other.(彼女はすべての休日を大切な他者と過ごす。)

Are you bringing your significant other to the dinner?
ディナーにパートナーを連れてくるの?

Yes, I am. They’re excited to meet everyone!
うん、連れてくよ。みんなに会えるのを楽しみにしてるって!

 


単語の発音記号・カタカナ表記での読み方

英語の単語は、発音記号やカタカナ表記を用いて読み方を学ぶことができる。例えば、「boyfriend」の発音記号は[ˈbɔɪfrɛnd]であり、カタカナ表記では「ボーイフレンド」となる。同様に、「girlfriend」の発音記号は[ˈgɜːrlfrɛnd]で、「ガールフレンド」、「partner」は[ˈpɑːrtnər]で「パートナー」、「significant other」は[ˌsɪɡˈnɪfɪkənt ˈʌðər]で「シグニフィカント・アザー」と読むことができる。


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

「Boyfriend」と「girlfriend」は、主に若いカップルや比較的新しい恋愛関係にある人々を指すのに用いられる。一方、「partner」は、性別や性的指向に関わらず、より成熟した関係や長期的な絆を持つカップルに対して使われることが多い。そして、「significant other」は、深い愛情関係にある人を指す際に使われ、正式な文脈や書面での表現としても適している。

「恋人」を使う際によく用いられる表現

スクリーンショット 2024-03-19 183503

表現① be in a relationship

「Be in a relationship」という表現は、「恋愛関係にある」という意味で、カップルがお互いに恋愛関係にあることを示すのに使われる。このフレーズは、単に恋人がいることを表すだけでなく、その関係が公式であることを強調する。

Are you two in a relationship?
あなたたち、付き合ってるの?

Yes, we’ve been together for a year now.
うん、もう1年一緒にいるよ。

 

 

表現② fall in love

「Fall in love」というフレーズは、「恋に落ちる」と訳され、二人が互いに深い愛情を抱くようになった瞬間や過程を表す。この表現は、恋愛が始まる魔法のような瞬間を描写するのにしばしば用いられる。

Did you fall in love with her at first sight?
一目見た時に彼女のことを好きになったの?

Yes, it was like the whole world brightened up.
うん、まるで世界が明るくなったみたいだったよ。

 

 

表現③ tie the knot

「Tie the knot」という表現は、「結婚する」という意味で、恋人同士が結婚をして夫婦になることを指す。この言い回しは、結婚式や結婚に関する話題においてよく使われる。

Are they planning to tie the knot soon?
もうすぐ結婚する予定なの?

Yes, they’re getting married next summer.
うん、来夏に結婚式を挙げるんだ。

 

 

恋愛関連の英語フレーズとその使い方

フレーズ① go on a date

go on date

「Go on a date」というフレーズは、「デートに行く」という意味で、恋人同士が特別な時間を共有するために外出することを指します。この表現は、恋愛関係におけるロマンチックな出来事を描写する際に頻繁に使われます。

He asked her to go on a date this weekend.
(彼は彼女に今週末デートに行くことを提案した。)

 

フレーズ② express affection

愛情表現

「Express affection」というフレーズは、「愛情を表現する」という意味で、恋人たちが互いに愛を示すさまざまな方法を指します。言葉、行動、贈り物などを通じて感情を伝えることが含まれます。

She expressed her affection by writing him a love letter.
(彼女は愛の手紙を書くことで彼に対する愛情を表現した。)

 

フレーズ③ make a proposal

プロポーズ

「Make a proposal」というフレーズは、「プロポーズする」という意味で、結婚を前提とした恋愛関係の進展を求める行為を指します。この表現は、人生の大きな転機となる瞬間に関連して使われます。

He made a proposal to her on top of the Eiffel Tower.
(彼はエッフェル塔の頂上で彼女にプロポーズした。)

 

フレーズ④ break up

わかればなし

「Break up」というフレーズは、「別れる」という意味で、恋愛関係が終わることを指します。この表現は、カップルがお互いに道を分かつ決断をしたときに用いられます。

They decided to break up after realizing they wanted different things in life.
(彼らは人生で異なることを望んでいると気づいた後、別れることを決めた。)

 

恋愛にまつわる英語スラングとその意味

スラング① bae

「Bae」というスラングは、「恋人」や「大切な人」という意味で、特に若者の間で使われる言葉です。この単語は「before anyone else」の略であり、最も重要な人を指す際に用いられます。

She’s my bae, I do everything with her.
(彼女は私の大切な人だ、何もかも彼女と一緒にする。)

スラング② ghosting

「Ghosting」というスラングは、「音信不通になる」という意味で、一方的に連絡を絶つ行為を指します。この言葉は、特にオンラインデートやSNSを通じた恋愛関係で使われることが多いです。

I haven’t heard from him in weeks, I think he’s ghosting me.
(彼から数週間連絡がない、私を音信不通にしていると思う。)

スラング③ catch feelings

「Catch feelings」というスラングは、「恋心を抱く」という意味で、特定の人に対して急に感情が芽生える状況を表します。しばしば予期せぬ恋愛感情の発生を描写する際に使われます。

I didn’t expect to catch feelings for him, but I can’t stop thinking about him.
(彼に対して恋心を抱くとは思わなかったが、彼のことを考えるのを止められない。)

ロマンチックなシチュエーションで使える英語表現

表現① You mean the world to me.

「You mean the world to me」という表現は、「あなたは私にとって世界のすべてだ」という意味で、深い愛情を伝える際に使われます。このフレーズは、相手への強い感謝や愛を表現するのに適しています。

You mean the world to me, and I want to spend the rest of my life with you.
(あなたは私にとって世界のすべてであり、残りの人生をあなたと過ごしたい。)

表現② Will you be my Valentine?

「Will you be my Valentine?」という表現は、「私のバレンタインになってくれますか?」という意味で、バレンタインデーに特別な人に対して感情を表明する際に使われます。このフレーズは、恋愛の提案やロマンチックな関係を始めるきっかけとして用いられます。

Will you be my Valentine and go out with me on February 14th?
(恋人として、2月14日に私と一緒に出かけてくれますか?)

表現③ I can’t imagine my life without you.

「I can’t imagine my life without you」という表現は、「あなたがいない人生なんて想像できない」という意味で、相手が自分の人生において非常に重要であることを伝える際に使われます。このフレーズは、深い絆や依存関係を示すのに適しています。

I can’t imagine my life without you; you’re my everything.
(あなたがいない人生なんて想像できない;あなたは私の全てだ。)

英語での愛の伝え方

愛を伝える方法はさまざまですが、英語で自分の気持ちを表現する際には、特に心を込めた言葉選びが重要になります。以下に、手紙や会話で使える愛の伝え方をリスト形式で紹介します。

伝え方①:直接的な表現

  • “I love you.” – 「愛しています。」
  • “You mean the world to me.” – 「あなたは私にとって世界のすべてです。」
  • “I can’t imagine my life without you.” – 「あなたがいない人生なんて想像もできません。」

伝え方②:詩的な表現

  • “You are the light of my life.” – 「あなたは私の人生の光です。」
  • “My love for you is as vast as the ocean.” – 「あなたへの愛は海のように広大です。」
  • “You have captured my heart.” – 「あなたは私の心を捕らえました。」

伝え方③:行動を伴う表現

  • “Let me show you how much I care.” – 「どれだけあなたを大切に思っているか見せさせてください。」
  • “I’ll always be here for you.” – 「いつでもあなたのそばにいます。」
  • “I want to make you happy.” – 「あなたを幸せにしたいです。」

これらの表現は、英語で愛を伝える際の一例に過ぎませんが、心からの言葉は相手にとって最も特別な贈り物になります。大切なのは、自分の真実の感情を表現することです。

「恋人」に関連する例文・表現一覧

ここからは例文集です。実際の文章の中で関連する単語がどのように使われるか確認してみましょう。

「恋人」を含む例文・表現

恋人と一緒に過ごす時間

time spent with a lover

解説: “with”は「~と一緒に」という意味で、人との関係を示すのに使います。

恋人に会いたくてたまらない

desperate to see one’s lover

解説: “desperate to”は「~したくてたまらない」という強い欲求を表します。

恋人同士で訪れるロマンチックな場所

a romantic spot visited by couples

解説: “visited by”は受動態の表現で、「~によって訪れられる」という意味です。”couples”は恋人同士を指します。

彼女は私の最初の恋人だった

She was my first lover

解説: “first”は「最初の」という意味で、何かの順番や序列を示す際に使用します。

恋人たちが手をつないで歩く

Lovers walking hand in hand

解説: “hand in hand”は「手をつないで」という意味の表現で、親密さや協力を象徴します。

恋人としての「彼氏」「彼女」を含む例文・表現

私は彼を理想の彼氏だと思っている

I consider him the ideal boyfriend

解説: “considers”は「~だと思う」という意味で、人の意見や評価を示す際に使います。

彼氏とのデートの計画を立てる

making plans for a date with a boyfriend

解説: “making plans for”は「~の計画を立てる」という意味で、将来の活動やイベントの準備を表します。

私の彼氏はとても優しい

My boyfriend is very kind

解説: “very”は強調を意味する副詞で、「とても」という意味です。”kind”は「優しい」という形容詞で、人の性格を表す際に使われます。

彼は新しい彼女を紹介したいと思っています

He’s looking forward to introducing his new girlfriend

解説: “looking forward to”は「楽しみにしている」という意味で、何かが起こることへの期待を表します。

彼女と映画を見に行く予定です

I’m planning to go to a movie with my girlfriend

解説: “planning to”は「~する予定である」という意味で、未来の活動やイベントについて話すときに使用します。

彼女からのサプライズプレゼントをもらった

Received a surprise gift from my girlfriend

解説: “surprise gift”は「サプライズプレゼント」という意味で、予期せぬ形で与えられる贈り物を指します。

恋愛に関連することわざ・名言

愛は盲目

Love is blind

解説: このことわざは、恋に落ちた人は相手の欠点を見逃しやすい、または全く気にしないという意味です。恋愛感情が人の判断を曇らせることがあるという考えを表しています。

遠く離れていても心は一つ

Absence makes the heart grow fonder

解説: このことわざは、愛する人と離れていると、その人への愛情がより強くなるという意味です。物理的な距離が感情的な絆を強めることがあるという考えを示しています。

愛する者同士はいつかは会える

True lovers will one day be united

解説: これは、運命の人は最終的には必ず再会するというロマンチックな考えを表しています。障害や困難にもかかわらず、真実の愛は乗り越えられるという希望を与えます。

恋愛は戦争

All is fair in love and war

解説: このことわざは、恋愛や戦争の状況では、通常は受け入れられないような行動も許されるという意味です。情熱的な愛情や競争は、人を非常識な行動に駆り立てることがあるという考えを示しています。

恋に落ちるのは簡単だが、そこから這い上がるのは難しい

Falling in love is easy, but getting back up is hard

解説: このことわざは、恋愛関係を始めることは容易いが、それが終わった後に立ち直ることは困難であるという現実を示しています。恋愛の終わりはしばしば心の傷を残すという考えを表しています。

恋人の英語に関するよくある質問

ここからはこの話題に関連してよくある疑問を解決するコーナーです!

①なぜbabeで恋人を表せるのですか?

そもそもbabeとはbaby、つまり赤ちゃんのことですね。

赤ちゃんは、親が愛情を注いて大切にし、気に掛けるものです。

それと同じように、大切にする感情を呼び起こす対象として恋人にも使う表現となりました。

②「蛙化現象」を表す英語はありますか?

恋人に対して急に冷めた感情を抱く英語として最適な表現は「ick」でしょう。

本来は、何か気味の悪いものを見た際に「うぇ!」と嫌悪感を表す表現でした。

そこから派生して、恋人二級に嫌悪感を抱いたときに使われる表現となりました。

③元カレ・元カノはどう表現しますか?

「元」を表す便利な単語があります。「ex」です。

元カレであればex-boyfriend、元カノであればex-girlfriendと頭につければ表現できます。離婚した夫・妻の場合もex-husbandやex-wifeと表現できます。

まとめ

本記事では、「恋人」を英語で表現するさまざまな方法とそのニュアンス、関連する表現やフレーズについて解説しました。恋愛関係を表す言葉は、その関係の性質や深さによって異なる表現が選ばれます。また、愛を伝える方法は手紙から会話、愛称の使用に至るまで多岐にわたります。恋愛を豊かにするためにも、これらの英語表現を適切に使いこなすことが大切です。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。

englishcompany



WebRTCで無料英会話