「真空」は英語で何という?例文付きで解説!

「真空」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「真空」と聞いて何を思い浮かべますか?宇宙や掃除機など、いろいろな場面で使われる言葉ですよね。「真空」を英語で表現する際には、どのように言えばよいのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「真空」の英語訳①vacuum

真空の英語訳として最も一般的に使われるのが「vacuum」です。このvacuumは、物理的に空気や物質がほとんど存在しない状態を指します。宇宙空間や実験室での使用が多いですね。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The experiment was conducted in a vacuum.(実験は真空中で行われた。)
② Space is a near-perfect vacuum.(宇宙はほぼ完全な真空である。)
③ The vacuum cleaner uses suction to remove dirt.(掃除機は吸引力を使って汚れを取り除く。)

「真空」の英語訳②void

voidも「真空」として使うことができます。ただし、vacuumが物理的な真空を指すのに対し、voidは空間や存在の欠如を示す抽象的な意味合いを持ちます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The void of space is vast and mysterious.(宇宙の真空は広大で神秘的である。)
② She felt a void in her life after he left.(彼が去った後、彼女は人生に空虚を感じた。)
③ The artist captured the void in his painting.(その画家は絵画で空虚を表現した。)

「真空」の英語訳③emptiness

emptinessも「真空」として使われることがあります。この表現は、物理的な空間の欠如というよりは、感情的または哲学的な空虚を指すことが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The emptiness of the room was unsettling.(部屋の空虚さは不安を感じさせた。)
② He couldn’t shake the feeling of emptiness inside.(彼は内なる空虚感を振り払うことができなかった。)
③ The novel explores the theme of emptiness in modern life.(その小説は現代生活の空虚をテーマにしている。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
vacuum:物理的な空間の欠如を指し、科学的な文脈でよく使われる。
void:存在や空間の欠如を示す抽象的な概念として使われることが多い。
emptiness:感情的または哲学的な空虚を表現する際に用いられる。


「真空」を使う際によく用いられる表現

表現① create a vacuum

create a vacuumは真空を作り出すという意味の表現です。
例文:The machine is designed to create a vacuum.(その機械は真空を作り出すように設計されている。)

表現② fill the void

fill the voidは空虚を埋めるという意味の表現です。
例文:She tried to fill the void with new hobbies.(彼女は新しい趣味で空虚を埋めようとした。)

「真空」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
chamber チャンバー
seal 密封する
pressure 圧力
pump ポンプ
cleaner 掃除機

まとめ

真空を英語で表現する際には、文脈に応じて「vacuum」「void」「emptiness」といった異なる単語を使い分けることが重要です。それぞれの単語が持つニュアンスを理解し、適切な場面で使うことで、より正確なコミュニケーションが可能になります。ぜひ、これらの知識を活用してみてください!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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