「書記」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「書記」という言葉を英語でどう表現するか考えたことはありますか?会議や団体での役割としてよく耳にするこの言葉、英語ではどのように言うのでしょうか?
「書記」の英語訳①secretary
書記の英語訳として最も一般的に使われるのが「secretary」です。この単語は、会議の議事録を取ったり、文書を管理したりする役割を指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The secretary took detailed notes during the meeting.(書記は会議中に詳細なメモを取った。)
② She was elected as the secretary of the student council.(彼女は生徒会の書記に選ばれた。)
③ The secretary is responsible for organizing the documents.(書記は文書の整理を担当している。)
「書記」の英語訳②clerk
「clerk」も書記として使われることがあります。ただし、これは一般的に事務職や記録係を指すことが多く、オフィスやビジネスの場面で使われることが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The clerk filed all the reports in the cabinet.(書記はすべての報告書をキャビネットにファイルした。)
② He works as a clerk in the accounting department.(彼は経理部で書記として働いている。)
③ The clerk updated the records daily.(書記は毎日記録を更新した。)
「書記」の英語訳③scribe
「scribe」は歴史的な文脈や宗教的な場面で使われることが多いです。古代や中世の時代における書記を指すことが多いです。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① In ancient Egypt, scribes were highly respected.(古代エジプトでは書記は非常に尊敬されていた。)
② The scribe carefully copied the manuscript.(書記は慎重に原稿を書き写した。)
③ Scribes played a crucial role in preserving history.(書記は歴史を保存する上で重要な役割を果たした。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
secretary:会議や団体での公式な書記役を指し、議事録や文書管理を行う役割です。
clerk:オフィスやビジネスの場面での事務職や記録係を指し、より一般的な事務作業を含みます。
scribe:歴史的または宗教的な文脈で使われ、古代や中世の書記を指します。
「書記」を使う際によく用いられる表現
表現① take minutes
take minutesは会議の議事録を取るという意味の表現です。
例文:The secretary will take minutes during the meeting.(書記が会議中に議事録を取ります。)
表現② record keeping
record keepingは記録を管理するという意味の表現です。
例文:Accurate record keeping is essential for any organization.(正確な記録管理はどの組織にとっても不可欠です。)
「書記」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
minutes | 議事録 |
document | 文書 |
record | 記録 |
organize | 整理する |
まとめ
「書記」という言葉は、文脈によってさまざまな英語訳が考えられます。会議や団体の公式な役割を指す場合は「secretary」、一般的な事務職や記録係を指す場合は「clerk」、歴史的または宗教的な文脈では「scribe」が適しています。それぞれの単語が持つニュアンスを理解し、適切な場面で使い分けることが大切です。