「空耳」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「空耳」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「空耳」を経験したことがありますか?何かが聞こえたと思ったら、実は違ったなんてこと、ありますよね。「空耳」を英語で表現するには、どのように言えばよいのでしょうか?

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この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「空耳」の英語訳①misheard

「空耳」を英語で表現する際によく使われるのが「misheard」です。この言葉は、聞き間違えたというニュアンスがあります。例えば、誰かが言ったことを誤って聞き取ったときに使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。

① I misheard the lyrics and sang the wrong words.(歌詞を空耳して間違った言葉を歌ってしまった。)
② She misheard what he said and thought he was angry.(彼女は彼の言ったことを空耳して、彼が怒っていると思った。)
③ He misheard the announcement and went to the wrong gate.(彼はアナウンスを空耳して、間違ったゲートに行ってしまった。)

「空耳」の英語訳②auditory illusion

「auditory illusion」も「空耳」として使うことができます。この表現は、音が実際とは異なる形で知覚される現象を指します。音楽や環境音で、実際にはない音を聞いたと感じるときに使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。

① The strange sound was just an auditory illusion.(その奇妙な音は単なる空耳だった。)
② Sometimes, the wind creates auditory illusions that sound like whispers.(時々、風が囁きのように聞こえる空耳を作り出す。)
③ The echo in the room caused an auditory illusion.(部屋の反響が空耳を引き起こした。)

「空耳」の英語訳③hearing things

「hearing things」という表現も「空耳」を表現するのに使われます。このフレーズは、何かが聞こえたと思ったが実際には何もなかったという状況を指します。それでは例文をいくつか見てみましょう。

① I thought I heard someone call my name, but I must have been hearing things.(誰かが私の名前を呼んだと思ったが、空耳だったに違いない。)
② He keeps hearing things at night, but there’s nothing there.(彼は夜に空耳を聞き続けているが、何もない。)
③ She was so tired that she started hearing things.(彼女はとても疲れていて、空耳を聞き始めた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!

misheard:聞き間違いを意味し、特定の言葉やフレーズを誤って聞いたときに使われる。例:I misheard the instructions and took the wrong turn.(指示を空耳して、間違った方向に曲がってしまった。)
auditory illusion:音が実際とは異なる形で知覚される現象を指し、音楽や環境音で使われることが多い。例:The sound of the waterfall created an auditory illusion of voices.(滝の音が声の空耳を作り出した。)
hearing things:何かが聞こえたと思ったが実際には何もなかった状況を指す。例:I thought I heard footsteps, but I was just hearing things.(足音が聞こえたと思ったが、空耳だった。)


「空耳」を使う際によく用いられる表現

表現① resolve a misunderstanding

resolve a misunderstandingは誤解を解くという意味の表現です。

例文:They had to resolve a misunderstanding caused by a misheard comment.(彼らは空耳したコメントによる誤解を解く必要があった。)

表現② clarify what was said

clarify what was saidは言われたことを明確にするという意味です。

例文:He asked her to clarify what was said to avoid any mishearing.(彼は空耳を避けるために、何が言われたのかを明確にするよう彼女に頼んだ。)

「空耳」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
misinterpret 誤解する
confusion 混乱
clarify 明確にする
illusion 錯覚

まとめ

「空耳」を英語で表現する方法はさまざまですが、それぞれのニュアンスや使い方を理解することで、より正確に伝えることができます。misheardは聞き間違いを意味し、auditory illusionは音の錯覚を指し、hearing thingsは実際には何もない音を聞いたと感じる状況を表現します。これらの表現を使い分けることで、より豊かなコミュニケーションが可能になります。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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