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「それにしても」は英語で何と言えばよい?
日常会話でよく使う「それにしても」という表現、英語ではどのように表現するのでしょうか?
この記事では、いくつかの英語訳とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてくださいね!
「それにしても」の英語訳①nevertheless
「それにしても」の英語訳として「nevertheless」があります。この表現は、前述の事柄に対して驚きや反論を示すときに使われます。
例文をいくつか見てみましょう。
① It was raining heavily; nevertheless, we decided to go hiking.(大雨だった。それにしても、私たちはハイキングに行くことにした。)
② She was tired; nevertheless, she finished her homework.(彼女は疲れていた。それにしても、宿題を終えた。)
③ The task was difficult; nevertheless, he completed it on time.(その作業は難しかった。それにしても、彼は時間通りに終わらせた。)
「それにしても」の英語訳②even so
「even so」も「それにしても」として使うことができます。この表現は、前述の事柄があってもなお、というニュアンスを持ちます。
例文をいくつか見てみましょう。
① The weather was bad; even so, they went to the beach.(天気は悪かった。それにしても、彼らはビーチに行った。)
② He was warned about the risks; even so, he proceeded with the plan.(彼はリスクについて警告された。それにしても、彼は計画を進めた。)
③ She had little experience; even so, she managed to succeed.(彼女は経験がほとんどなかった。それにしても、成功した。)
「それにしても」の英語訳③all the same
「all the same」もまた、「それにしても」として使える表現です。この表現は、前述の事柄に対して何らかの驚きや反応を示す際に用いられます。
例文をいくつか見てみましょう。
① He was late; all the same, he was welcomed warmly.(彼は遅刻した。それにしても、温かく迎えられた。)
② The movie received bad reviews; all the same, it was a box office hit.(その映画は悪評を受けた。それにしても、興行的に成功した。)
③ She didn’t study much; all the same, she passed the exam.(彼女はあまり勉強しなかった。それにしても、試験に合格した。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
nevertheless:前述の事柄に反する結果や行動を示す際に使われる。
even so:前述の事柄があってもなお、という意味合いで使われる。
all the same:前述の事柄に対して驚きや反応を示す際に使われる。
「それにしても」を使う際によく用いられる表現
表現① in spite of that
「in spite of that」は「それにしても」という意味で使われます。
例文:He was injured; in spite of that, he finished the race.(彼は怪我をしていた。それにしても、レースを完走した。)
表現② nonetheless
「nonetheless」も「それにしても」として使われる表現です。
例文:The task was complex; nonetheless, she completed it successfully.(その作業は複雑だった。それにしても、彼女は成功裏に終えた。)
「それにしても」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
despite | にもかかわらず |
although | にもかかわらず |
however | しかしながら |
まとめ
「それにしても」を英語で表現する際には、「nevertheless」「even so」「all the same」などの表現が使えます。それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがあり、文脈に応じて使い分けることが重要です。例文を参考にして、適切な場面で使えるようにしましょう!