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締結するは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「締結する」は英語で何と言えばよい?

「締結する」という動詞は、契約や協定などを正式に結ぶ行為を指します。英語ではこの行為を表す表現がいくつかありますが、文脈やニュアンスによって使い分けることが重要です。この記事では、「締結する」の英語訳とその使い方を例文と共に詳しく解説します。契約や協定に関する英語表現を学びたい方は、ぜひ参考にしてください。

「締結する」の英語訳① to conclude

「締結する」の一般的な英語訳の一つが「to conclude」です。この表現は、特に正式な契約や協定を終える、完了させるという意味合いで使用されます。ビジネスの場面や国際関係でよく用いられる表現です。
例文①:The two companies concluded a partnership agreement.(二社はパートナーシップ契約を締結した。)
例文②:The treaty was concluded after years of negotiation.(数年の交渉を経て、その条約は締結された。)
例文③:They concluded the deal with a handshake.(彼らは握手を交わして取引を締結した。)

「締結する」の英語訳② to enter into

もう一つの表現は「to enter into」です。こちらは「to conclude」と同様に契約や協定を結ぶという意味ですが、プロセスの開始を強調するニュアンスがあります。特に契約や協定に参加することを意味する場合に適しています。
例文①:The countries entered into a trade agreement.(諸国は貿易協定を締結した。)
例文②:She entered into a contract with the publisher.(彼女は出版社と契約を締結した。)
例文③:They entered into negotiations to settle the dispute.(彼らは紛争を解決するための交渉を締結した。)

「締結する」の英語訳③ to sign

「to sign」は「署名する」という意味ですが、「締結する」と同じく契約や協定に署名する行為を指す場合に使われます。この表現は、実際に文書にサインをする行為を強調する際に用いられることが多いです。
例文①:The artist signed a record deal with the label.(そのアーティストはレーベルとレコード契約を締結した。)
例文②:They signed a peace treaty to end the war.(彼らは戦争を終結させるための平和条約に署名した。)
例文③:The CEO signed an agreement on behalf of the company.(CEOは会社を代表して合意書に署名した。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「締結する」の英語訳のニュアンスや文脈の違いについて簡潔にまとめます。契約や協定に関する英語表現の違いを素早く把握したい方は、以下の情報を参考にしてください。

to conclude:正式な契約や協定が完了したことを強調する際に使用。
to enter into:契約や協定に参加すること、プロセスの開始を強調する際に使用。
to sign:文書に署名する行為そのものを強調する際に使用。


「締結する」を使う際によく用いられる表現

表現① to finalize an agreement

「to finalize an agreement」は「合意を最終的に固める」という意味の表現です。契約や協定が最終段階に達し、すべての詳細が決定された状態を示します。
例文:The two parties finalized the agreement last Thursday.(両当事者は先週の木曜日に合意を最終的に固めた。)

表現② to ratify a treaty

「to ratify a treaty」は「条約を批准する」という意味です。この表現は、特に国際法の文脈で使われ、国家や国際機関が正式に条約を承認するプロセスを指します。
例文:The parliament ratified the international treaty unanimously.(議会はその国際条約を全会一致で批准した。)

まとめ

この記事では、「締結する」という日本語の動詞を英語で表現する際のいくつかの選択肢と、それぞれの表現が持つニュアンスや使用される文脈について解説しました。契約や協定に関連する英語表現を理解し、適切な文脈で使用することは、ビジネスの場面や国際関係において非常に重要です。本記事が、英語での契約や協定の締結に関する表現を学ぶ一助となれば幸いです。


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