「打ち負かす」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「打ち負かす」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「打ち負かす」という言葉を使うことがありますか?スポーツやゲームで勝利を収めたときなど、さまざまな場面で使われますね。「打ち負かす」を英語で表現するには、どのような言葉があるのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。ぜひ参考にしてください。

「打ち負かす」の英語訳①defeat

「打ち負かす」の英語訳としてよく使われるのが「defeat」です。このdefeatには、相手を完全に打ち負かすというニュアンスがあります。スポーツの試合や競技で使われることが多いですね。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The team was able to defeat their rivals in the final match.(そのチームは決勝戦でライバルを打ち負かすことができた。)
②She defeated her opponent with ease.(彼女は簡単に相手を打ち負かした。)
③They worked hard to defeat the reigning champions.(彼らは現チャンピオンを打ち負かすために一生懸命努力した。)

「打ち負かす」の英語訳②beat

beatも「打ち負かす」として使うことができます。defeatが公式な場面での勝利を表すのに対し、beatはよりカジュアルな場面で使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He managed to beat his friend in the video game.(彼はビデオゲームで友達を打ち負かすことができた。)
②The underdog team beat the favorites in a surprising turn of events.(番狂わせで、格下のチームが優勝候補を打ち負かした。)
③She always beats me at chess.(彼女はいつもチェスで私を打ち負かす。)

「打ち負かす」の英語訳③overcome

overcomeも「打ち負かす」として使われますが、これは困難や障害を克服するという意味合いが強いです。相手そのものではなく、状況や問題に対して使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①They overcame many challenges to win the competition.(彼らは多くの困難を打ち負かして大会に勝利した。)
②She overcame her fears and delivered a great presentation.(彼女は恐怖を打ち負かして素晴らしいプレゼンテーションを行った。)
③The team overcame a tough start to secure the victory.(チームは厳しいスタートを打ち負かして勝利を確保した。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
defeat:相手を完全に打ち負かすという公式なニュアンスがあります。スポーツや競技での勝利に使われます。
beat:よりカジュアルな場面で使われ、日常的な勝負やゲームでの勝利を表します。
overcome:困難や障害を克服するという意味合いが強く、状況や問題に対して使われます。


「打ち負かす」を使う際によく用いられる表現

表現① win a victory

win a victoryは勝利を収めるという意味の表現です。
例文:The team won a victory against their toughest opponents.(そのチームは最も手強い相手に勝利を収めた。)

表現② prevail over

prevail overは相手や困難に打ち勝つという意味の表現です。
例文:They prevailed over all obstacles to reach the summit.(彼らはすべての障害を打ち負かして頂上に到達した。)

「打ち負かす」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
opponent 対戦相手
challenge 挑戦
victory 勝利
competition 競争

まとめ

「打ち負かす」という表現は、状況や相手によってさまざまな英語訳が考えられます。defeatやbeatは相手に対する勝利を表し、overcomeは困難に打ち勝つことを意味します。これらのニュアンスの違いを理解して、適切な場面で使い分けましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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