「ずる賢い」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「ずる賢い」は英語で何と言えばよい?

「ずる賢い」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?この言葉を英語で表現する際に、どのように言えばよいのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「ずる賢い」の英語訳①sly

「ずる賢い」の英語訳としてよく使われるのが「sly」です。このslyには狡猾で人を欺くようなニュアンスがあります。
主にネガティブな意味合いで使われることが多いですね。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He gave me a sly smile.(彼は私にずる賢い笑みを浮かべた。)
②She is sly enough to get what she wants.(彼女は欲しいものを手に入れるのに十分ずる賢い。)
③Don’t trust his sly words.(彼のずる賢い言葉を信じるな。)

「ずる賢い」の英語訳②cunning

「cunning」も「ずる賢い」として使うことができます。ただし、slyが人の性格や行動に焦点を当てるのに対し、cunningは計画や策略に対して使われることが多いです。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The fox is known for its cunning nature.(キツネはそのずる賢い性質で知られている。)
②He devised a cunning plan to win the game.(彼はゲームに勝つためのずる賢い計画を立てた。)
③Her cunning tactics fooled everyone.(彼女のずる賢い戦術は皆を騙した。)

「ずる賢い」の英語訳③crafty

「crafty」もまた「ずる賢い」を表現する言葉です。この言葉は、特に手先が器用で巧妙な方法を用いる場合に使われます。それでは例文をいくつか見てみましょう。
①He is a crafty negotiator.(彼はずる賢い交渉者だ。)
②She made a crafty move in the chess game.(彼女はチェスの試合でずる賢い手を打った。)
③The crafty fox escaped the trap.(ずる賢いキツネは罠から逃げた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
sly:人を欺くような狡猾さを持つ。性格や行動に対して使われる。例:He gave me a sly smile.
cunning:計画や策略に対して使われる。巧妙で狡猾なニュアンス。例:He devised a cunning plan to win the game.
crafty:手先が器用で巧妙な方法を用いる場合に使われる。例:He is a crafty negotiator.


「ずる賢い」を使う際によく用いられる表現

表現① outsmart someone

outsmart someoneは誰かを出し抜くという意味の表現です。
例文:He managed to outsmart his competitors.(彼は競争相手を出し抜くことができた。)

表現② play dirty

play dirtyは不正な手段を使うという意味の表現です。
例文:He decided to play dirty to win the contract.(彼は契約を取るために不正な手段を使うことにした。)

「ずる賢い」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
deceitful 欺瞞的な
manipulative 操作的な
scheming 策略を巡らす

まとめ

「ずる賢い」を英語で表現する際には、sly、cunning、craftyといった言葉が使われます。それぞれの言葉には微妙なニュアンスの違いがあり、文脈に応じて使い分けることが重要です。これらの表現を理解し、適切に使うことで、英語でのコミュニケーションがより豊かになるでしょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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