「but」の意味は?どのように使う?
英単語「but」は、何かを説明する際に異なる意見や反対の意見を述べるための言葉です。「しかし」「だが」「けれども」といった意味で、会話や文章の中でよく使われます。また、ある状況や条件を除外する際にも使われる表現です。ここでは、「but」のさまざまな意味とその使い方についてわかりやすく解説していきます。
①「しかし」「だが」の場合の使い方
「but」は、ある事柄に対して反対意見や異なる意見を述べる際に使われます。たとえば、何か良いことがあるけれども、それに対する困ったこともあると説明したいときに便利です。
例文:I wanted to go to the park, but it started raining.(公園に行きたかったけれども、雨が降り始めた。)
例文:She studied hard for the exam, but she didn’t pass.(彼女は試験のために一生懸命勉強したが、合格しなかった。)
例文:It’s a small house, but it’s very cozy.(小さい家だけれども、とても居心地がいい。)
②「除く」「除外する」の場合の使い方
「but」は、ある条件や状況から何かを除外するときにも使われます。たとえば、「誰もが参加できるが、特定の人だけは参加できない」といった状況を説明するときです。
例文:Everyone was invited but John.(ジョンを除いて、みんなが招待された。)
例文:There’s nothing left but crumbs.(パンくず以外は何も残っていない。)
例文:All of them replied but him.(彼以外は全員が返事をした。)
実際の使用例
これまでに「but」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: I thought the movie was great, but the ending was disappointing.
(映画は素晴らしかったけれども、結末が残念だった。)
B: Yes, I agree. The story was interesting, but it could have been better.
(うん、同感だよ。ストーリーは面白かったけれども、もっと良くできたかもね。)
「but」と似ている単語・同じように使える単語
yet
「yet」という単語も「しかし」「それにもかかわらず」という意味があり、「but」と似た使い方をしますが、より意外性や未解決のニュアンスを含めたいときに使われます。
例文:She is very young, yet she is very wise.(彼女はとても若いが、それにもかかわらずとても賢い。)
however
「however」は「しかしながら」「とはいえ」といった意味で、「but」と同様に使われますが、書き言葉やフォーマルな場面で使われることが多いです。
例文:The team played well; however, they lost the game.(チームはよくプレーしたが、試合に負けた。)
それぞれの使い分け方
「but」:一般的な反対意見や除外を示すときに使います。
「yet」:意外性や未解決のニュアンスを含めたいときに使います。
「however」:よりフォーマルな場面で反対意見を述べるときに使います。