「fraud」の意味は?どのように使う?
英単語「fraud」は、人を騙す行為やその結果としての不正な状態を示す単語です。具体的には「詐欺」、「詐欺行為」、「不正手段」などの意味を持ちます。また、詐欺を働く人を指して「詐欺師」や「ぺてん師」とも言います。ここでは、「fraud」のさまざまな使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「詐欺」「詐欺行為」の場合の使い方
「fraud」は、主に他人を騙して利益を得る不正行為を指します。例えば、偽の情報を使ってお金をだまし取るような行為がこれにあたります。
例文:He was arrested for committing fraud.(彼は詐欺を働いたとして逮捕されました。)
例文:The company was involved in a major fraud case.(その会社は大規模な詐欺事件に関与していました。)
例文:Fraud is a serious crime with severe penalties.(詐欺は厳しい罰則のある重大な犯罪です。)
②「詐欺師」「ぺてん師」の場合の使い方
「fraud」はまた、詐欺を働く人のことを指すこともあります。こうした人々は、他人を騙すことで利益を得ようとします。
例文:He is a known fraud in the business world.(彼はビジネス界では有名な詐欺師です。)
例文:She was fooled by a clever fraud.(彼女は巧妙な詐欺師に騙されました。)
例文:The fraud posed as a legitimate businessman.(その詐欺師は正当なビジネスマンを装いました。)
実際の使用例
ここまでに「fraud」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you hear about the fraud case in the news?
(ニュースでの詐欺事件について聞いた?)
B: Yes, it’s shocking how some people can deceive others so easily.
(うん、一部の人が簡単に他人を騙すことができるなんて驚きだよ。)
A: I always thought he was trustworthy, but it turns out he’s a fraud.
(いつも彼は信頼できると思っていたけど、結局彼は詐欺師だったんだね。)
B: It’s hard to know who to trust these days.
(最近は誰を信頼すればいいのか難しいね。)
「fraud」と似ている単語・同じように使える単語
deception
「deception」は「欺瞞」や「騙すこと」という意味があり、「fraud」と似た使い方をしますが、一般的には広範囲の騙し行為を指します。
例文:The magician’s performance was full of clever deceptions.(そのマジシャンのパフォーマンスは巧妙な欺瞞に満ちていました。)
scam
「scam」は「詐欺」や「インチキ」として使われることが多く、「fraud」に似ていますが、よりカジュアルな口調で使われることが多いです。
例文:Beware of internet scams that promise easy money.(簡単にお金が手に入ると約束するインターネット詐欺に注意してください。)
それぞれの使い分け方
「fraud」:法律的な詐欺や不正行為を指します。
「deception」:一般的な騙しや欺瞞を指します。
「scam」:カジュアルな場面での詐欺やインチキを指します。
「fraud」を含む表現・熟語
「fraud」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① insurance fraud(保険詐欺)
例文:He was jailed for committing insurance fraud.(彼は保険詐欺を働いたとして投獄されました。)
② credit card fraud(クレジットカード詐欺)
例文:She lost a lot of money due to credit card fraud.(彼女はクレジットカード詐欺で多額のお金を失いました。)
③ election fraud(選挙詐欺)
例文:There were allegations of election fraud in the recent election.(最近の選挙で選挙詐欺の疑惑がありました。)