「suspect」の意味は?どのように使う?
英単語「suspect」には「疑う」「怪しいと思う」「容疑者」といった意味があります。この単語は、動詞として使われることもあれば、名詞としても使われます。ここでは、「suspect」のさまざまな意味とその使い方について、詳しく見ていきましょう。
– 動詞としての意味: 誰かや何かが関与している可能性を疑うこと
– 名詞としての意味: 何か悪いことをしたかもしれない人
①「疑う」の場合の使い方
「suspect」が動詞として使われる場合、「疑う」という意味になります。何かが真実であるかどうかを疑ったり、何かが正しいのかを考えるときに使われます。
例文:I suspect he didn’t tell us the whole story.(私は彼が全ての話をしていないのではないかと疑っています。)
例文:She suspected that something was wrong.(彼女は何かがおかしいと疑っていた。)
②「怪しいと思う」の場合の使い方
「suspect」を使うと、何かが怪しい、あるいは不自然だと思うときにも使います。この場合、状況や人物に対して何か疑わしい点を見つけたときに言います。
例文:The police began to suspect foul play.(警察は不正行為に対して怪しいと思い始めた。)
例文:I found his explanation quite suspect.(彼の説明はかなり怪しいと思った。)
③「容疑者」の場合の使い方
名詞としての「suspect」は、「容疑者」という意味です。犯罪が発生したときに、関与したかもしれない人を指すために使います。
例文:The suspect was arrested at the scene.(容疑者は現場で逮捕されました。)
例文:They have a suspect in custody.(彼らは容疑者を拘留している。)
実際の使用例
これまでに「suspect」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、日常会話でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Do you think he really did it?
(彼が本当にやったと思う?)
B: I suspect there’s more to the story than he’s letting on.
(彼が話している以上のことがあるんじゃないかと思うよ。)
A: The police have a suspect in the recent robbery case.
(警察は最近の強盗事件で容疑者を確保している。)
B: I hope they catch the right person soon.
(早く正しい人を捕まえてほしいね!)
「suspect」と似ている単語・同じように使える単語
doubt
「doubt」という単語も「疑う」という意味がありますが、「suspect」と比べると、より一般的に使われ、信じることに対する不確かな感情を表します。
例文:I doubt that he will come to the party.(彼がパーティーに来るとは思えない。)
mistrust
「mistrust」は「信用しない」「不信感を抱く」という意味で、「suspect」と類似していますが、信頼を置かない状況を指します。
例文:There was a growing mistrust between the two communities.(二つのコミュニティの間に不信感が高まっていた。)
それぞれの使い分け方
「suspect」:何かが関わっていると疑うときに使う。
「doubt」:確信が持てないときに使う。
「mistrust」:信用ができないときに使う。
「suspect」を含む表現・熟語
「suspect」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① prime suspect(主要容疑者)
例文:He is the prime suspect in the murder case.(彼は殺人事件の主要容疑者です。)
③ suspect foul play(不正を疑う)
例文:The detectives began to suspect foul play after finding the evidence.(証拠を見つけた後、探偵たちは不正を疑い始めた。)