「no wonder」の意味は?どのように使う?
英単語「no wonder」は、何かが予想通りであることを示す表現です。具体的には、「なるほど」「道理で」といった驚きのない納得感を表す言葉として使われます。この表現を使うことで、何かの結果や状況が明らかになることを自然に示すことができます。ここでは、「no wonder」のさまざまな使い方について詳しく解説していきます。
「no wonder」の使い方
「no wonder」は、物事の結果や状況に対して「なるほど」と納得する際に使われます。例えば、誰かが一生懸命勉強して良い成績を取った場合、驚くべきことではないということを表現するのに便利です。
例文:No wonder she passed the exam, she studied every night.(彼女が試験に合格したのも当然だ、毎晩勉強していたから。)
例文:It’s no wonder the garden looks so beautiful, they work on it every day.(庭がこんなに美しいのも当然だ、毎日手入れをしているから。)
例文:He is very skilled, no wonder he got the job.(彼がその仕事を得たのも道理だ、非常に技能がある。)
実際の使用例
この章では、「no wonder」が実際の会話でどのように使われるかを見てみましょう。これにより、日常生活の中での使い方がより理解しやすくなります。
A: I heard that Tom won the science competition again.
(トムがまた科学コンペティションで優勝したらしいよ。)
B: No wonder, he’s always working on experiments.
(なるほど、彼はいつも実験に取り組んでいるからね。)
A: The bakery on Main Street is always crowded.
(メインストリートのパン屋さんはいつも混んでるね。)
B: No wonder, they have the best pastries in town.
(道理で、あそこは街で一番のペイストリーだからね。)
「no wonder」と似ている単語・同じように使える単語
unsurprising
「unsurprising」は、「驚きではない」という意味で使われ、「no wonder」と似た状況で用いることができます。ただし、やや形式的な表現です。
例文:It is unsurprising that she succeeded given her dedication.(彼女の成功は驚きではない、彼女の献身を考えれば当然だ。)
understandable
「understandable」は「理解できる」「当然の」という意味で、何かを納得する際に使われます。「no wonder」と同様に、理由が明白なことを強調する際に使います。
例文:It’s understandable that he was upset after losing the game.(試合に負けた後、彼が落ち込んだのも当然だ。)
それぞれの使い分け方
「no wonder」:日常会話で、驚きがないことを自然に示すときに使います。
「unsurprising」:ややフォーマルに、驚きではないことを表現したいときに使います。
「understandable」:特に感情や反応が当然であるときに使います。
「no wonder」を含む表現・熟語
「no wonder」は単独で使われることも多いですが、会話の中で他のフレーズと組み合わせて使うことも可能です。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① no wonder why(なぜかは当然のこと)
例文:No wonder why everyone loves this movie, it’s so well made.(みんながこの映画を好きなのは当然だ、とても良く作られている。)
② it’s no wonder(それは当然のこと)
例文:It’s no wonder the restaurant is full, their food is amazing.(レストランが満席なのも当然だ、料理が素晴らしいから。)
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