「not at all」の意味は?どのように使う?
英単語「not at all」には「全く〜でない」「少しも〜でない」といった意味があります。日常会話では「どういたしまして」や「気にしないで」というニュアンスで使われることも多いです。ここでは、「not at all」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「全く〜でない」の場合の使い方
「not at all」は否定の強調として「全く〜でない」という意味で使われます。これは何かが全く存在しない、あるいはその通りでないことを表現するときに便利です。
例文:I’m not at all interested in sports.(私はスポーツに全く興味がありません。)
例文:He is not at all happy with the decision.(彼はその決定に少しも満足していない。)
例文:The book is not at all boring.(その本は全く退屈ではありません。)
②「どういたしまして」の場合の使い方
「not at all」は感謝に対する返事として「どういたしまして」という意味でも使われます。これは「お気になさらず」という優しい気持ちを伝えるときに便利です。
例文:Thank you for your help.(手伝ってくれてありがとう。)
例文:Not at all. I’m happy to help.(どういたしまして。手伝えて嬉しいです。)
実際の使用例
これまでに「not at all」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Are you tired after the hike?
(ハイキングの後で疲れている?)
B: Not at all, I feel great!
(全然、すごく元気だよ!)
A: Thanks for coming with me.
(一緒に来てくれてありがとう。)
B: Not at all, I enjoyed it!
(どういたしまして、楽しめたよ!)
「not at all」と似ている単語・同じように使える単語
not in the least
「not in the least」も「全く〜でない」という意味で使えます。これは「not at all」と同様に、否定を強調したいときに用いることができます。
例文:I’m not in the least worried about the exam.(私は試験のことを全く心配していません。)
not in any way
「not in any way」は「少しも〜でない」という意味で、「not at all」と似た使い方ができます。こちらは「全然」といったニュアンスを持っています。
例文:The new policy is not in any way beneficial to us.(新しい方針は私たちに少しも利益をもたらさない。)
それぞれの使い分け方
「not at all」:一般的な否定や「どういたしまして」の返事に使います。
「not in the least」:否定を強調したい場面で使います。
「not in any way」:少しも〜でないことを示したいときに使います。