「against」の意味は?どのように使う?
英単語「against」には、「~に反対して」「~に対して」「~に寄りかかって」などの意味があります。前置詞として使われることが多く、様々な状況で異なるニュアンスを持つ表現です。ここでは、「against」のさまざまな意味とその使い方について、具体例とともに解説していきます!
①「反対して」の場合の使い方
「against」は「反対して」という意味で使われます。何かに対抗する立場にあるときによく用いられます。
例文:She voted against the proposal.(彼女はその提案に反対票を投じた。)
例文:There was a protest against the new law.(新しい法律に対する抗議があった。)
例文:He is against violence.(彼は暴力に反対している。)
②「対して」の場合の使い方
「against」は「対して」という意味も持ちます。何かに向かって行動を起こす際に使われることが多いです。
例文:The team played against a strong opponent.(そのチームは強敵と対戦した。)
例文:She leaned against the wall.(彼女は壁に寄りかかった。)
例文:He set a match against them.(彼は彼らに対して試合を設定した。)
③「寄りかかって」の場合の使い方
「against」は物理的に何かに寄りかかる、もたれるという意味でも使われます。具体的な物や場所に対して使われることが多いですね。
例文:The ladder was leaning against the house.(はしごは家に寄りかかっていた。)
例文:She rested her head against his shoulder.(彼女は彼の肩に頭をもたれかけた。)
例文:The bike was parked against the fence.(自転車はフェンスにもたれて駐車されていた。)
実際の使用例
ここまでに「against」のさまざまな意味とその使い方を見てきた。次に、実際の会話の中でこれらのニュアンスがどのように使われるかを見てみよう。
A: Are you for or against the new policy?
(新しい方針に賛成ですか、それとも反対ですか?)
B: I’m against it because it seems unfair.
(私は反対です。それは不公平に思えるからです。)
A: He stood against the wall, watching everyone.
(彼は壁にもたれて、みんなを見ていた。)
B: It’s a perfect spot to observe without being noticed.
(それは気づかれずに観察するのには最適な場所ですね!)
「against」と似ている単語・同じように使える単語
opposed to
「opposed to」という表現も「反対して」という意味があり、「against」と同様に使いますが、より強い反対の意志を示す際に用いられます。
例文:Many people are opposed to the idea.(多くの人がその考えに反対している。)
versus
「versus」は「対して」という意味で、「against」に近い使い方ができます。特に対戦や競争の場面で使われることが多いです。
例文:The match is Team A versus Team B.(試合はチームA対チームBです。)
それぞれの使い分け方
「against」:一般的に反対や対峙の状況で使います。
「opposed to」:強い反対の意志を示すときに使います。
「versus」:特に対戦相手を示すときに使います。