「province」の意味は?どのように使う?
英単語「province」は、地域や行政区画、特定の活動や学問の領域を指す言葉です。代表的な意味としては、「州」や「省」、あるいは「地方」があります。また、特定の分野や領域を示すときにも用いられます。このように、場所や範囲を表す多様なシーンで使われる単語です。
- 州・省
- 地方
- 領域・分野
①「州・省」の場合の使い方
「province」は、国の中の特定の地域を指すときに使います。カナダやオーストリアのように、行政区画として「州」や「省」を表現する場合が一般的です。
例文:Ontario is a province in Canada.(オンタリオはカナダの州です。)
例文:The province of Alberta has beautiful national parks.(アルバータ州には美しい国立公園があります。)
例文:Spain has several provinces, each with unique traditions.(スペインには複数の州があり、それぞれに独自の伝統があります。)
②「地方」の場合の使い方
この意味では、「province」は都市部から離れた、より田舎の地域を指すことがあります。田舎の生活や文化を語る際に登場することが多いです。
例文:He grew up in the province and loves the countryside.(彼は田舎で育ち、田園地帯を愛しています。)
例文:The province offers a quieter lifestyle compared to the city.(その地方は都市に比べて静かなライフスタイルを提供しています。)
例文:Many traditions are preserved in the province.(多くの伝統がその地方に保存されています。)
③「領域・分野」の場合の使い方
学問や活動の特定の分野を示すときに「province」を使うことがあります。これは、専門的な領域を指し示すのにぴったりの表現です。
例文:Physics is his province of expertise.(物理学は彼の専門分野です。)
例文:Art was always her province, even from a young age.(芸術は幼い頃から彼女の得意分野でした。)
例文:The matter falls outside my province.(その問題は私の専門分野外です。)
実際の使用例
これまでに「province」のさまざまな意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Have you visited any provinces in Canada?
(カナダの州を訪れたことがありますか?)
B: Yes, I spent a few weeks exploring Ontario and Quebec.
(はい、オンタリオとケベックを数週間探検しました。)
A: I’m interested in the cultural studies province at the university.
(大学の文化研究分野に興味があります。)
B: That’s a fascinating field with lots of depth.
(それは深みのある魅力的な分野ですね。)
「province」と似ている単語・同じように使える単語
region
「region」は「地域」を意味し、「province」と似た使い方ができますが、より広範囲や地理的な区域を指す場合に使われます。
例文:The region is known for its wine production.(その地域はワインの生産で知られています。)
area
「area」は「領域」や「区域」を指し、「province」に近い使い方ができますが、もっと一般的に使われることが多いです。
例文:This area is perfect for hiking.(この地域はハイキングに最適です。)
それぞれの使い分け方
「province」:行政区画や特定の分野を指す際に使います。
「region」:より広範囲の地理的エリアを指すときに適しています。
「area」:一般的な区域や領域について述べるときに使います。
