「turn down」の意味は?どのように使う?
英単語「turn down」は、何かを控えめにしたり、受け入れを断る行為を指します。具体的な意味としては、「音を小さくする」「拒絶する」「断る」といったものがあります。この単語は日常会話でもよく使われ、例えば、テレビの音量を下げるときや、何かの提案を断るときに使われます。ここでは、「turn down」のさまざまな意味とその使い方について詳しく見ていきましょう。
- 音を小さくする
- 拒絶する
- 断る
①「音を小さくする」の場合の使い方
「turn down」という表現は、主に音量を小さくする時に使います。テレビや音楽のボリュームを下げたいときによく使われる表現です。
例文:Could you turn down the music, please?(音楽の音量を下げてもらえますか?)
例文:I turned down the TV because it was too loud.(テレビの音量が大きすぎたので下げました。)
例文:Please turn down the volume while I’m on the phone.(電話中なので音量を下げてください。)
②「拒絶する」「断る」の場合の使い方
「turn down」には「拒絶する」や「断る」といった意味もあります。これは、申し出や提案を受け入れない場合に使われます。
例文:He turned down the job offer.(彼はその仕事のオファーを断りました。)
例文:She turned down his invitation to dinner.(彼女は彼の夕食の招待を断りました。)
例文:They turned down the proposal due to its high cost.(彼らはコストが高すぎるため、その提案を拒否しました。)
実際の使用例
これまでに「turn down」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Can you turn down the music a bit? It’s hard to concentrate.
(音楽の音量を少し下げてくれる?集中しにくいんだ。)
B: Sure, no problem.
(もちろん、問題ないよ。)
A: Did you hear that Mark turned down the job offer?
(マークがその仕事のオファーを断ったって聞いた?)
B: Really? I wonder why.
(本当に?どうしてだろうね。)
「turn down」と似ている単語・同じように使える単語
refuse
「refuse」も「拒絶する」「断る」という意味があります。「turn down」と非常に似た使い方ができますが、より正式な場面で使われることが多いです。
例文:She refused the offer politely.(彼女はその申し出を丁重に断りました。)
decline
「decline」は「丁寧に断る」という意味で、「turn down」と同様に使えますが、ややフォーマルな場面で用いられます。
例文:He declined the invitation due to a prior engagement.(彼は予定があるため、招待を断りました。)
それぞれの使い分け方
「turn down」:日常的な場面での音量調節や提案の拒絶に使います。
「refuse」:断固とした拒絶の意を表すときに使います。
「decline」:丁寧に断る場合やフォーマルな場面で使います。
「turn down」を含む表現・熟語
「turn down」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現の中にも登場します。以下にその例を挙げてみましょう。
① turn down a notch(少し音量を下げる)
例文:Can you turn it down a notch? It’s quite loud.(少し音量を下げてもらえますか?かなりうるさいです。)
② turn down the heat(火力を弱める)
例文:After boiling, turn down the heat to simmer.(沸騰したら、火力を弱めて煮てください。)
③ turn someone down flat(きっぱりと断る)
例文:She turned him down flat when he asked her out.(彼がデートに誘ったとき、彼女はきっぱりと断りました。)
