TOEIC(R)テスト「IPテスト」のスコアを履歴書に書いてOKか

TOEICの「IPテスト」は、学校などがTOEICテストの主催者として実施する団体受験テスト(プログラム)です。公式なテストとして実施される「公開テスト」とは、試験内容(形式や難易度)は全く同じですが、試験結果(スコア)の発行形態が異なります。公開テストでは「公式認定証」の形で結果が発行され、IPテストでは「スコアレポート」という、より簡易な成績表が発行されます。

公式認定証とスコアレポートは、名称こそ(公式/公式でない、という)違いがありますが、だからといって、公式認定証でないスコアレポートは履歴書に書いてはいけないというわけではありません。英語能力のアピール材料としてはスコアレポートも十分な武器になります。

公開テストのスコアがなくてスコアレポートなら手元にあるという場合、迷わず書いてしまって損はありません。ただし、公式認定証のスコアがあるならば公式認定証のスコアを書いた方が確実といえます。

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IPテストの結果として出されるスコアレポートは、大抵は有効なスコアとして評価してもらえますが、官公庁の新卒採用や大学院入試などで提出する書類としては不適格とされる場合があります。通訳案内士試験の筆記試験免除条件でも、公開テストの結果は免除対象として有効になり得ますが、IPテストの結果は免除対象に含まれません。

あらかじめ提出先の募集要項を確認し、「IPテストの結果は不可」というような条件がないか確かめておきましょう。特にそのような記載がないなら是非IPテストの結果でも書いておきましょう。

ただし、公開テストとIPテストは別物であるという意識を持ち、テスト名も「TOEIC IPテスト」「TOEICテスト(IPテスト)」「TOEICテスト(TOEIC-IP」のように明示する書き方で記しましょう。




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