「しかし」は英語で何と言えばよい?
「しかし」を英語で使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。ぜひ参考にしてください。
「しかし」の英語訳①but
「しかし」の英語訳として最も一般的に使われるのが「but」です。この単語は文中で対比や逆接を示す際に頻繁に使用されます。例えば、「彼は賢い、しかし彼は怠け者だ。」という場合、「He is smart, but he is lazy.」となります。
例文を見てみましょう。
「しかし」の英語訳②however
「however」もまた「しかし」として使うことができます。ただし、「but」と異なり、文頭で使用されることが多いです。例えば、「彼は賢い。しかし、彼は怠け者だ。」という場合、「He is smart. However, he is lazy.」となります。
例文を見てみましょう。
「しかし」の英語訳③nevertheless
「nevertheless」も「しかし」として使われることがあります。この表現はややフォーマルなニュアンスを持ち、書き言葉で頻繁に見かけます。例えば、「彼は賢い。それにもかかわらず、彼は怠け者だ。」という場合、「He is smart. Nevertheless, he is lazy.」となります。
例文を見てみましょう。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
but:一般的な逆接の意味で使われる。カジュアルな会話や書き言葉でよく見かける。
however:文頭で使われることが多く、フォーマルな文脈でも使用可能。
nevertheless:非常にフォーマルな表現であり、主に書き言葉で使われる。
「しかし」を使う際によく用いられる表現
表現① despite
「despite」は「にもかかわらず」という意味の表現です。
例文:Despite the rain, we went hiking.
(雨にもかかわらず、ハイキングに行った。)
表現② on the other hand
「on the other hand」は「一方で」という意味の表現です。
例文:He likes coffee. On the other hand, she prefers tea.
(彼はコーヒーが好きだ。一方で、彼女は紅茶が好きだ。)
「しかし」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
although | ~だけれども |
yet | それでも |
still | それでも |
nonetheless | それにもかかわらず |
まとめ
といったように、「しかし」を英語で表現する際には様々な選択肢があります。それぞれのニュアンスや使い方を理解して、適切な場面で使い分けることが大切です。この記事が参考になれば幸いです。